ドル円 月足→下位足シンプル分析例(2025/02/25〜28)

アルゴリズムは、
- Liquidityを取りに行く
- FVG(等の不均衡)を埋めに行く
- Premiumでショートを積み、Discountでロングを積む
この基本原則「だけ」を組み合わせ、可能な限りシンプルに上位足→下位足の値動きを理解する例です。
アルゴリズムの意図を上位足から下位足へ向けて解釈する練習用にどうぞ。
各概念の解説記事、アルゴリズム基本3原則の記事を読んでいない人には意味が分からない内容になっています(以下記事内、4番目まで)。
本記事では具体的に、
▼ドル円 2025/02/25に¥148.5をつけたところから¥150台へ再上昇したところを見ていきます。
▼もう少し拡大すると、この部分。
月足Liquidity + FVG + Discountが重なるゾーンへ下落
以下、月足チャートで拡大。
▼Sell side Liquidity
▼Liquidity + FVG
(FVGは、過去一部埋められたが埋め残されていた部分)
▼Liquidity + FVG + Discount
▼日足で拡大
▲矢印部分(2025/02/25)で、月足レベルのDiscountでLiquidityを取る & FVGを埋める...というイベントが発生したところです。
▼注目すべきは、この青いゾーン・Discount。
▲月足レベルでDiscountゾーンに初めて入りこんできたところなので、アルゴリズムからすると「売るよりも買ったほうがお得なゾーン」に入ってきたというところ。
売るよりも買った方が得なゾーンまで落ちてきたので、
▼アルゴリズムは月足Sell side Liquidityを利用してひたすら積んできたショートの利確 + 新規ロングを積む。
(月足レベルのSell side Liquidity直下には、大量の売り注文が置かれている)
Q. 反転上昇し、どこへ向かったか? A. 日足FVG
▼では、アルゴリズムがショートを利確しロングを積んだ結果、どこへ向かって上昇したかと言うと...
▲日足でハッキリ視認できる「日足FVG」を埋めに200pips以上も反転上昇していきました。
・・・
▼アルゴリズム3つの基本原則をもう一度振り返った図です。
つまり
- buy sideに日足FVGが存在する
- sell sideで月足レベルのイベントが発生した
という状況から、
この翌日以降、日足FVGを目指して上昇する可能性の方が高い(Bias=Bullsh)のでは?
下落継続前提で安易なショートは危険なのでは?
日足FVGをターゲットにロングを狙えるのでは?
と警戒・検討できる...と考えられました▼
下位足で見てみる
以下、1時間足。
▼矢印部分で月足Liquidityを取る & 月足FVGを埋めた後の青枠(Discount)部分は「アルゴリズムがロングを積んでいるところ」と考えられます。
▼この部分、日足FVGを埋めにいく直前に月足Discountへ寄り道し、既存ロンガーを退場させながらしっかりロングを積み増している...というアルゴリズムの意図が読み取れるのもポイント(日本時間11時=Asian Killzone)。
▼15分足でやや拡大。月足Discountへ落ちていく前に⭐️部分でクリーンな「Equal High」を形成したのもヒントでした。
Equal Highは、
- 一般トレーダー的にはレジスタンス。ショート損切り設定するところ
- アルゴリズム的には"見え見え"の損切りなのでアタックしにいく対象
...でした。
月足Discountでロングを積んだ直後にEqual Highが急襲され、そのまま日足FVGを埋めに行った様子がよく分かります。
・・・
ちなみに
▼月足Sell side Liquidityを取ったのは8pips程だったので「浅い...?Shallow Runか?」と悩ましい点ではありました。
▼このあと、さらにもう一度Sell side Liquidityを深くえぐってくることがあれば、「いったん日足FVGへ向かう=BiasがBullishだろう」という推測を立てることがより簡単な状況でした(が、そうはならなかった)。
▼ただ、ここで日足チャートのヒゲを非表示して見てみます。
▲すると、ヒゲありだと浅く見えるものの、ヒゲ非表示状態だと50pips以上も深くSell side Liquidityをえぐっていることが分かるので、これを「FVGを埋めに反転する(=BiasがBullish)可能性の根拠」の1つと考えることができます。
アルゴリズムは、ヒゲなしチャートでのLiquidityも考慮している...というのを以下記事で思い出してみてください。
▼参考記事
以上、Liquidity・FVG・Premium/Discountの3つでシンプルに分析する例でした。