NEMウォレットでハーベストする方法/手順【放置で増やす】
メモ:
NEMはNEMウォレットでハーベストをするよりも、海外取引所のバイナンスでステーキングをした方がより多く増やせることに気付きました。しかも設定が簡単です。
本記事の最後の章にステーキングの方が稼げるという事実をまとめたので、ハーベストの設定をする前に読んでみてください。
僕はもう本記事で書いているハーベストの設定はしておらず、バイナンスでNEMをステーキングをしています。
参考記事NEM/ネムはバイナンスでステーキングして増やそう【手順】
・・・というわけで、それでもNEMウォレットでハーベストをしたい人は以下記事を参考に設定してみてください。
- NEM(XEM)を持っていて、しばらくガチホするつもり
...というかたへ向けて「どうせガチホするならハーベストで稼ごう」という手順を具体的に書いていく記事です。
ハーベストの設定をしておけば、あとは放置しておくだけで不定期にNEMが勝手に増えていきます。
どうせNEMはしばらく塩漬けにするつもりであれば、設定してみることをおすすめ。
なかなか聞きなれない単語などが登場して、何をやっているのかよく分からず「本当にこれで合ってる?」と不安になりますが、僕自身が実際にこの記事にある通りに設定を進めてハーベスト報酬がもらい始めることができました。
本記事の前提:
- NEMを10,000枚以上持っていること
→ NEM保有数が9,999枚以下の場合は、そもそもハーベストができません - パソコン版のNEMウォレットがインストール済みであること
→ スマホからは操作できません - 自分のNEMウォレットへNEMを送金済みであること
まだNEMウォレットをインストールしていないかたは以下リンクよりどうぞ。
ー もくじ ー
NEMウォレットでハーベストの設定をする方法・手順
3ステップです。
- デリゲートアカウントの設定
- リモートステータスが「有効」になるまでしばし待つ
- ハーベストの開始
ひとつずつ順番に。
1. デリゲートアカウントの設定
英語のデリゲート(delegate)とは「委任する」という意味で、「ハーベストを他の人へお任せする」という意味になります。
▼NEMウォレットへログイン後、「サービス」をクリックする。
▼「デリゲートアカウント(委任アカウント)管理」をクリックする。
▼「デリゲートアカウントの有効化/無効化」をクリックする。
▼NEMウォレットのログインパスワードを入力し「送信」をクリックする。
ここで「送信」をすることで0.15XEMの手数料がかかります。とはいえ1XEM=15円として2.5円ほどなので、これならハーベストの報酬ですぐに回収できます。
▼「トランザクションが正常に送信されました。」とポップアップメッセージが出たことを確認したら、「デリゲートハーベスティングを開始/停止」をクリックする。
▼「リモートステータスがアクティブになるまで待て」とメッセージが出ています。リモートステータスを見ると「有効化中」となっています。
2. リモートステータスが「有効」になるまでしばし待つ
▼「有効化中」から「有効」へなるまで、数時間ほど待ちます。数分程度では切り替わらないので、しばらく放置しておきましょう。
参考:
僕の場合、22時頃設定し、翌朝6時に起きてチェックすると「有効」へ切り替わっていました。
3. ハーベストの開始
いよいよ最終ステップです。「リモートステータス」が「有効」に切り替わったら、
▼「デリゲートハーベスティングを開始/停止」をクリックします。
▼これで「ハーベスティング」が「有効」になれば完了です(ところが、「有効」とならない場合もあるので次の章で対応します)。
▼以下「有効」にならない場合。「選択したノードが接続制限に達しているので、別のノードを指定してください。」と表示されてしまった場合は次の章を参考にしてみてください。
「接続制限に達したので別のノードを指定してください」と出た場合
- 委任キャパの空いているノードを探す
- 探したノードを指定して、再委任の設定
という2ステップを踏みます。
最初はちょっと複雑に感じるかもしれませんが、3分とかからずできます。
以下の記事で方法がまとまっているので、参考にしてみてください。
これで「ハーベスティング」が「有効」になれば完了です。
あとは、ハーベストが成功し報酬が付与されることを楽しみに待ちましょう。
ハーベストが成功するとこうなる
ここまでの設定が完了した「2日後」にハーベストに成功していました。
▼NEMウォレットにログインした後、ダッシュボードを見ると以下のようにハーベスト報酬が反映されていれば、報酬(この場合は0.6枚)をゲットできています。
▼保有しているNEM残高を見ると、0.6枚増えたことが分かります。
あとは、「NEMを売る!」と利確を決める日までは放置するだけで増えていきます(^^v
参考:バイナンスでステーキングした方がより多く増やせる
記事冒頭で書いた通り、僕はもうNEMウォレットでハーベストの設定はしておらず、バイナンスでステーキングしています。
年2.8%の利率は、ハーベストするよりもぜんぜん良いことに気付いたのです。
NEMウォレットハーベストとバイナンスステーキングの増え方比較
- 所持しているNEMは56,282枚
- 期間は3ヶ月
という同じ条件で比較しました。
3ヶ月で増えた枚数 | 円換算(1NEM=20円) | |
ハーベスト | 3 NEM | 60円 |
ステーキング | 388.5 NEM | 7,770円 |
ハーベストと比較して、ステーキングの方が130倍も多く増えました(^^;
というか、NEMウォレットのハーベスト、全然増えませんでした。マジで。
以下はNEMウォレットで見れる3ヶ月間のハーベスト結果です。0ばっかりでなかなかNEMが増えていないことが分かりますね。
一方、バイナンスでのステーキングは「年利2.8%の利息を"日割り"でもらえる」という特徴があります。
ハーベストはランダムでもらえたりもらえなかったりしますが、ステーキングは毎日報酬がもらえるので、結果的にハーベストよりもステーキングの方がNEMを多く増やせるということになります。
ハーベストと比較したステーキングのデメリット
ステーキングの注意点を1つ。
それは「NEMをステーキング中は好きな時にNEMを売れない」ということです。
NEMをバイナンスでステーキングすると、30日間はNEMが自分のウォレットから離れるのでステーキングしたぶんのNEMの売却ができなくなります。
これはリスクとして認識しておくべき。
たとえば、ステーキング中に価格が高騰・下落して「すぐに売りたい!」と思ってもステーキング中は売れません。「即時償還」という返してもらえる仕組みはありますが、それでも自分のウォレットに戻ってくるまで24~72時間かかります。
バイナンスでのステーキングは「NEMが多少値動きしても長期でガチホする」と決めているかただけ利用することをおすすめします。
以下、バイナンスでステーキングをするまでの手順を書いているので参考にしてください。
参考記事NEM/ネムはバイナンスでステーキングして増やそう【手順】