ITエンジニアがTOEIC950を取って感じるメリット【体験談】
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- ITエンジニアとして働いているけど、英語は苦手
- でも英語の資格として「TOEIC」には興味がある
そんなかたへ向けて「エンジニアがTOEICハイスコアを持っていると、メリット美味しすぎるから取った方がいいよ」という体験談を書いていきます。
結論だけ先にまとめておきます。
ITエンジニアがTOEIC高得点を取ると...
- 英語原文ドキュメントが読めるのでエラー解決が楽になる
- 海外のYouTube動画で学習・情報収集できるようになる
- 年収が上がる
- キャリアの幅が広がる(英語を使う案件ができる)
- 転職の面接が楽になる
だから頑張るメリットは大きい
僕は、基本情報技術者・応用情報技術者・情報セキュリティスペシャリストといった基本的なIT系国家資格はひととおり持っています。
が、しかし。
正直なところ「持っていてよかった」と一番感じる資格は、間違いなくTOEICでした。
最後に受験したのは2015年ですが、スコア950を持っています。
記事最後では、「勉強っぽくないスマホアプリ学習」をおすすめしているので、
英語の勉強を始めようとは思ってたけど、面倒でなかなか行動に移せない...
というかたはぜひ参考にしてみてください。
ー もくじ ー
エンジニアとしてTOEIC高得点を取るメリット【体験談】
僕は未経験スタートのネットワークエンジニア → プログラマー → 社内SEと転職をするたびに少しずつやることを変えてきました。
そうして実感してきたのは、
「インフラ系で運用監視業務であろうが構築・設計だろうが、Web開発系であろうが、社内システム担当だろうが、ITエンジニアであれば英語を読める・聴き取れるスキルはとんでもなく大きなアドバンテージだ」
...ということ。
具体的にどんなメリットだったかというと、
- 英語原文ドキュメントが読めるのでエラー解決が楽になる
- 海外のYouTube動画で学習・情報収集できるようになる
- 年収が上がる
- キャリアの幅が広がる(英語を使う案件ができる)
- 転職の面接が楽になる
ひとつずつ順番に。
1. 英語原文ドキュメントが読めるのでエラー解決が楽になる
- Google検索で調べ物をするとき、英語で検索できるようになる
- 翻訳にかけることなく英語のまま文章を理解できるようになる
...というのは、ITエンジニアにとって英語を習得する一番大きなメリットです。
TOEICは試験時間の2時間ものあいだ、大量の長文を読まされ英語を聴かされる試験。
ということは、勉強して身に付くスキルは「リーディング」と「リスニング」のスキル。
つまり。
Google検索で調べ物をしていて「英語の記事しかヒットしねぇ...」「英語のドキュメントしかないのか...」となっても以下のようなChrome拡張機能を使った翻訳をする必要がなくなります。
TOEICで点が取れるようになると、英語を読むことは日本語を読むのとそう変わらない感覚になるからです。
US版Googleを使って英語でググれば、「エラー解決法が見つからないということはそうそうない」という状態になります。
- エラーに悩まされなくなる。
- エラー解決のスピードが早くなる。
これだけで、ITエンジニアにとってはとんでもなく大きなメリット。
2. 海外の動画で学習・情報収集できるようになる
テキストを読むだけでなくリスニングで英語を聴き取れるようになるので、YouTubeなどの動画サイトに英語でアップロードされている動画を見ることができるようになります。
海外ITエンジニアによるテック系動画の数は、日本人ITエンジニアが日本語でアップロードしている動画の比にならないほど多いです。
たとえばUdemy/ユーデミー ≫。
だいたいどんな技術キーワードで検索しても、英語での動画数が圧倒的です。
たとえばイーサリアム開発言語であるSolidityなど、新しめの技術であればあるほど日本語動画は少なくなります。
ほかにも、freeCodeCamp.orgのYouTubeチャンネルは、ITインフラ・プログラミング・デザインなんでもござれの超有益・無料学習動画をズラッと公開してくれていることで有名。
何か新しいコトを勉強してみようと思ったら、このチャンネル内で検索をかけて見てみる。
こんなふうに、英語が読めて聴けるようになると、英語サイトを巡回することが日常の当たり前動作になります。
よくよく考えると「ほとんどの日本人がやろうと思ってもできないこと」なので、結構スゴいことなのだなぁと実感。
- TOEICで高得点を取れると、ネット上に転がるテキスト・動画、全ての英語の情報にアクセスできるようになる
- 「誰もがうらやむスキル」なので、優越感・自己満足感も高い
メモ:
ちなみに、freeCodeCamp.orgのWebサイトでは、Progate/プロゲートのようなブラウザ上でコードを打ちながら学習できる環境を「全て無料で」提供してくれます。
プログラミング(特にHTML/CSS・JavaScriptなどフロントエンド言語)の初学者にとっては、Progateに課金する必要がなくなってしまうくらい有益な学習サイトなので知っておいて損はありません。
3. 年収が上がる
- 会社に「資格手当て」があり、TOEICだけで月25,000円(年30万)アップ
- 年一の評価査定でTOEIC取得="成果"と認められて年収アップに好影響
僕が以前勤めていた会社では「資格手当て」があり、
- CCNP・LinuCなどのベンダー資格
- 基本情報技術者・応用技術者・〇〇スペシャリストなどの国家資格
- TOEIC
これら3種が支給対象となっていました。
もしかしたらITエンジニアばかりの企業でTOEICが資格手当て対象だったのは珍しいのかもしれませんが。
日系企業が顧客層の会社で「社内でTOEICなんて取るやつ実際いないだろ」と思われていたのか、TOEIC600超えから手当てをもらうことができる制度。
スコア900超えだと月25,000円、年収換算でプラス30万という美味しすぎるボーナスをゲットできたのです。
また、年間評価査定の自己評価として「TOEIC 950取得」と書いて上司へ提出。
それが思った以上に好感触で「TOEIC900超えなんてめちゃスゴイことを成し遂げたぞコイツ...!」と受け取ってもらえました。
え、俺エンジニアなのに見るとこ技術力よりTOEICの点なんだ...(^^;
とは思いましたが、好意的に取ってくれるなら僕に損は全くありません。
これも「TOEICは高得点持ってるだけで美味しいわ」と感じる出来事のひとつです。
- TOEICは「大きな努力と結果の証明」として誰もが認知してくれる
- 会社によっては年収に直結する
メモ:
後の章でも書くことですが、正直TOEICは「日本で過大評価されがちな資格No.1」に位置する資格だと考えています。TOEICスコアを持ってる=それだけでなんかもうスゴイ。そう考える人がとても多い。
がしかし、その認識を逆手にとって一度高得点を取ってしまえば大きく得をするというウマウマな資格でもある、というわけです。
4. キャリアの幅が広がる(英語を使う案件を経験できる)
運用監視オペレーター時代:
- 英語でメール・電話対応をするグローバル企業向けネットワーク監視案件に配属
インフラエンジニア時代:
- とあるグローバル企業のネットワーク構築案件に配属
→ アメリカ/オーストラリアなど各国担当と英語でメール・電話・ミーティング
僕は英語の「読み・書き・聴き」ができるだけで、基本コミュ障なので英語をしゃべるのは苦手です。
というか、後の章でも書くコトですが、TOEICでハイスコアを取れるようになっても「スピーキングスキルは全く伸びない」という事実があります。
にもかかわらず、英語が苦手な一般日本人からすると「TOEIC=英語ができる」という認識なので「やらせてみよう、今後のグローバル案件拡大のタネになるかも」と考えるのでしょう。
自分から「英語を生かせる業務をやりたいです!」とアピールしたわけでもないのにひたすら英語力が必要な案件担当として仕事をしてきました。
なので、「英語を使って仕事をしてみたい!」という気満々のあなたであれば、TOEIC高得点を大きなキッカケのひとつになるでしょう。
それだけ需要が大きいにも関わらず、英語ができるITエンジニアは少ないからです。
- TOEICを持ってるだけで「英語で仕事をするチャンス」が勝手に降ってくる
- 積極性さえあれば、英語を武器にしたキャリアアップがしやすくなる
5. 転職の面接が楽になる
- 「TOEIC950、スゴイですね」と面接でかならず話を振ってくれる
- 「きっと他の面でも優秀なのだろう」と思ってもらえる
僕は2022年時点で34歳、これまで3回転職していて、おそらく20回以上は企業の面接を受けています。
普通ならIT系の資格が注目されるのでしょうけど、面接のたびに注目されたのが「TOEIC 950」です。
これは毎回・例外なし。
応用情報や情報セキュリティスペシャリストはわりと頑張って取得したのですが、それよりもTOEICで「スゴイですね」と言ってくれます。
「お前が大した会社を受けてないからだろ」というツッコミはなしで...(T T)
日本の"TOEIC=スゴイ"という認識はちょっと行き過ぎだけど...
TOEICが有利に働くのは、就活・転職の面接時だけではありません。
新しい環境で働き始めたあとも、プラス効果は驚くほど持続します。
たとえば、入社したあと何かのはずみで「僕がTOEIC950を持っている」と知った同僚・先輩は「スゴい優秀なんですね...」と"必ず・驚いたように"言ってくれることが多いです。
「人間の第一印象は一瞬で決まる」とはよく言いますが、又聞きで僕のTOEICスコアを聞いた人は、僕と会う前から僕を優秀な人間だと(勝手に)思い込んでくれていることがあったり。
「どんなやつが入社したんだ?」ではなく「なんか優秀そうなやつが入ってきた」という印象から始まっているので、先輩たちから邪険な扱いをされることは滅多にありません。
さらに「TOEICスコアが高い=なんか他の分野でも優秀そう」と勝手に思ってくれます。
・・・なんですが。
正直、この「TOEICアゲアゲ」の日本の雰囲気は違和感しかありません。
TOEICは、中学・高校の受験英語ができれば簡単に800、900以上を取れます。
そして、僕は"たまたま"中学・高校のころに英語科目が好きだっただけ。
英語のしゃべりはペラペラからは程遠い。
リスニングも、IT系のYouTube動画ならまだしも、海外の映画ともなるとスラングが分からなかったり早すぎたりで字幕なしでは見れません。
関連記事TOEIC950の"英語力"はどれくらいスゴい?実際はこうです
そもそも僕は人とコミュニケーションを取るのが苦手なので英語力を生かしきれていません...。
それでも、TOEICで900超えをすると、周りの誰もが僕のことを「英語が完璧なやつ=他も優秀に違いない」と勘違いしてくれるのです。
「TOEICだけでそんなに...」という違和感は大きいのですが、その錯覚を利用する側に回ればこれほど美味しいことはないなぁと。
日本にいる限り、TOEICは自分を実際以上に良く見せる効果がある「錯覚資産」としてのパワーが圧倒的です。
TOEICは他エンジニアとの大きな差別化になる
ネットワークに強かったサーバーに強かったりプログラミングスキルに秀でている。
それはITエンジニアとしてはある意味「普通」なんですよね。
だって本職だし。
でも、そこに「英語力」が加わるだけで他人から見たあなたのプロフィールがユニークになります。
国内のフツーのIT企業であれば、エンジニアで英語ができる人はそうそういません。
間違いなく少数派で希少。
「英語ができること」を日本で証明するのは、英語で日常会話を試したりしないかぎりなかなか難しいですが、さいわい日本では「TOEIC=客観的で誰もが知っている英語力の指標」となっています。
英検は英会話面接があってハードルが高いし、駅前留学で英会話を練習するだけでは英語力の客観的な証明が難しい。
そこでTOEIC、というわけです。
TOEICは英語を話せる必要はない。読んで聴ければOK
TOEIC(Listening & Reading Test)は、全て4択のマークシート方式。ペーパーテストしかありません。
- リーディング
- ライティング
- リスニング
- スピーキング
これら英語4スキルのうち、TOEICはリーディングとリスニングのみできるようになればいい。圧倒的に難しいスピーキングとライティングは無視してOK。
中学高校でこのような↓「文法・単語ミスすなわち即減点」という制裁を喰らい続けてきた日本人。
He play the guitar.
「plays」じゃないから減点。
He plays the guiter.
「guitar」スペルミスだから減点。
そりゃ、スピーキングやライティングは「間違えたらどうしよう」とビビる心理が働くため難易度がオニ高くなるわけです。
ですが、「読んで4択から選ぶだけ」「聴いて4択から選ぶだけ」の受動的な試験なら、難易度はぐーんと下がります。
一言も喋らされることはないし、1文も書かされることもない試験。
そう考えるとTOEICのハードルが少し下がるような気がしませんか?
まとめ:ITエンジニアがTOEIC高得点を取るメリットは巨大
さいごに、再度結論をまとめます。
ITエンジニアがTOEIC高得点を取ると...
- 英語原文ドキュメントが読めるのでエラー解決が楽になる
- 海外のYouTube動画で学習・情報収集できるようになる
- 年収が上がる
- キャリアの幅が広がる(英語を使う案件ができる)
- 転職の面接が楽になる
「読み」「聴き」だけで良いので、かけるコストに対しパフォーマンスが高い。
リナックス資格とか応用情報技術者とか、IT系の資格は勉強して合格しても「何かスキルが身についた気がしないな...」となります。
でも、TOEICは「英語が読めるようになる」「動画が見れるようになる」という日常生活レベルで実益を実感できるのが良いですね。
これほど多方面で役に立つ資格は、TOEIC以外なかなか無いと考えています。
おすすめの学習方法は"スマホアプリ学習"
ではどう学習すれば良いのかという問題。
いきなり単語帳やらテキストやら問題集から始めることはあまりおすすめしません。
「・・・なんかやっぱりめんどくせ」ってなるのが目に見えているからです。
なので、まずはスマホアプリでタップタップするだけの遊び半分の勉強から始めてみることをおすすめします。
TOEIC学習 + スマホアプリの定番といえば、やはりリクルートのスタディサプリ ≫。
スタディサプリなら・・・
- 中学レベルの英単語・文法から長文読解・リスニングまで網羅されている
- 多くの人が使ってTOEICスコアを上げている実績がある
- アプリなので"勉強"っぽくない
無料体験後は月額1,980円〜がかかりますが、7日間の無料体験中にいったん解約してしまえばOKです。
本格的な勉強を始めるのは面倒くさいけど、スマホアプリならまぁやってみるか...
そんなふうにハードル低く始めることができるスタディサプリは、最初の学習のキッカケとしてとてもおすすめ。
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