IOSTガチホは損。Binanceのステーキングで増やす手順
- コインチェックでIOSTを買って、ガチホしている
- 放置するだけではなんだかもったいない気がしている
そんなかたへ向けて「ガチホしながらIOSTの枚数が勝手に増えていく"ステーキング"をするまでの手順」を書いていきます。
- バイナンスの口座を開設
- コインチェックの自分の口座からバイナンスの自分の口座へIOSTを送金
- バイナンスでIOSTをステーキング(預金)する
この3ステップで、年利約7%〜16% もの利息を受け取れる。
以下は、実際にバイナンスでIOSTをステーキングした際の画面で、「累積金利」とある部分が受け取れる利息です。
30日ほど預け入れて、約1,000枚(1枚5円として約5,000円)のIOSTを利息で受け取ったことを表しています(1年ではなく、1ヶ月です!)。
2017年の年末、ビットコインが初の200万円台を突破した第一次ビットコインブーム。
その頃はまだ「暗号資産(仮想通貨)で利益を出す」=「安い時に買って高くなったら売る」という方法しかありませんでした。
ですが、今では「暗号資産を預けて利息で稼ぐ」という方法があります。
しばらくIOSTを売るつもりはないから、ガチホしながら資産を増やしたい
というかたは、ぜひ参考にしてみてください。
ー もくじ ー
コインチェックでIOSTガチホは損。バイナンスでステーキング報酬を得よう
「ステーキング」というと難しく感じるかもしれないので、単純に「預けること」と考えればOKです。
銀行にお金を預けておくと利息がもらえるのと同じように、IOSTを「バイナンス」という世界最大の海外暗号資産取引所へ預けておくだけで"ステーキング報酬"を毎日受け取ることができます。
年利換算、およそ7〜16%
以下、実際のバイナンスでIOSTをステーキングする画面。
「Est.APY 15.92%」とある部分が「1年預けるとおよそ15.92%利息を受け取れる」という意味です。
Est.APY とは:
Estimated Annual Percentage Yieldの略で、年換算利率のこと。
「年15.92%」がどれくらいスゴイ利率かというと、
ゆうちょ銀行に100万円を1年貯金した場合:
- 年利 0.001%
- 1年後に1,000,010円
→ たった10円の利息...
バイナンスに100万円分のIOSTを1年ステーキングした場合:
- 年利15.92%
- 1年後に1,159,200円
→ 159,200円もの利息
※ IOSTの価格変動は考慮しない場合の単純計算
その差、15,920倍。
これをキッカケに、銀行の普通預金の利率を調べてみてビックリ。100万円を1年間置いても10円しか増えないなんて...。
それと比べると、暗号資産(仮想通貨)のステーキングはとんでもなく高利率であることが実感できますね。
- IOSTはバイナンスでステーキングができる
- 売買することなく、預けておくだけで最大年16%もの利息を受け取れる
自分のウォレット上でガチホするくらいなら、ステーキングして放置の方が圧倒的にお得。
IOST ステーキングのリスクを理解しておこう
ステーキングは「高利率」の部分にだけ着目すると魅力的に見えるのは間違いないのですが、美味い話には相応のリスクがあります。
バイナンスへステーキングするリスク:
- バイナンスにステーキングで預けている期間中はIOSTを売れない
- バイナンスがハッキングされる可能性は捨てきれない
1. ステーキング期間中はIOSTを売れない
バイナンスにIOSTをステーキングをしている間は、ステーキングしている枚数分はいったん自分のウォレットから離れます。
つまり、取引所・販売所で売って現金化しようと思っても売れません。
IOSTをバイナンスに預けている間にも当然IOSTの値動きするので、たとえばあなたが「IOSTが暴落する兆候が出たから今すぐ売ろう!」ということができない、ということです。
一度ステーキングをしてIOSTを預けても「即時償還」という"やっぱりすぐに返して"という申請ができますが、IOSTが自分のウォレットに戻ってくるのは最短でも24時間後。
繰り返しにはなりますが、ステーキングというのは
短期間での価格下落・高騰くらいで売るつもりはない。IOSTはガチホする!
という心づもりのかたのみ利用すべきです。
僕はIOSTを3.4円という高値でつかんでしまったので「1年2年はガチホする。そして、どうせガチホするならバイナンスへステーキングして利息をもらって稼いでおこう」と決めています。
2. バイナンスがハッキングされる可能性
忘れもしない2018年1月26日、コインチェックから560億円ものNEMがハッキングにより盗まれる事件が起こりました。
僕は当時コインチェックの自分の口座にNEMをそれなりの金額分保有していて、まさに僕のNEMも全てハッキングにより盗まれウルトラ大ショック。
結局、奇跡的に全枚数の補償がされたためことなきを得たのですが、身を持って「暗号資産(仮想通貨)のハッキングリスク」を体感したのでした。
こういった事件はコインチェックだけでなくバイナンスでも起きています。
参考バイナンスでハッキング被害、45億円相当のビットコインが引き出される
僕らは、バイナンスがどのように僕らが預けている暗号資産(仮想通貨)を管理しているかは把握できません。
もしかしたら、セキュリティが甘い部分があるかもしれない。インターネットからの攻撃により僕らの預けた暗号資産(仮想通貨)が抜き取られてしまう可能性があるかもしれない。
もちろんバイナンスは世界最大の取引所なのでセキュリティ対策も万全としているはずですが、「ハッキングのリスクはゼロだ」とは絶対にいえないのです。
こればかりは、そういうリスクがあるとは理解しながらもバイナンスを信用するしかないので、「なんか怪しいな...」「なんかよくわからないな...」という気持ちがぬぐえないかたは、
- バイナンスを使わない
- バイナンスに少額だけ預けてみる
というふうにすべきでしょう。
ぜひ、これらリスクを理解した上で、次のステーキングをする手順へと進んでください。
IOSTをバイナンスでステーキングするまでの手順
IOSTをコインチェックからバイナンスへ送金してステーキングをするまでの手順を順番に説明していきます。
- Binanceで口座開設【5分で完了】
- バイナンスの入金用アドレスを確認
- コインチェックからバイナンスへIOSTを少額テスト送金
- 送金ステータス・入金ステータスが完了したか確認
- コインチェックからバイナンスへIOSTを本番送金
- バイナンスでステーキング
メモ:
パソコンのブラウザから操作する前提でキャプチャを貼っています。
コインチェックもバイナンスもスマホアプリがありますが、スマホは画面が小さく操作しづらく誤操作を防ぐためです。
1. Binanceでアカウント開設【5分で完了】
まだバイナンスのアカウントを持っていないかたは、以下別記事で書いた手順を参考に登録を済ませ、その後また本記事へと戻ってきてくださいm(_ _)m
2. バイナンスの入金用ウォレットアドレスを確認
まず、IOSTを受け取る側であるバイナンス側で自分のウォレットの入金アドレスを確認します。イメージ図だと、以下赤字部分の確認です。
▼バイナンスへログインした後、「ウォレット」 > 「フィアットと現物」をクリック。
▼検索欄で「iost」と打つとIOSTが現れるので、IOSTの「入金」をクリック。
▼「出金ネットワークを選択」をクリック。
▼「IOST」を選択。
かならずネットワーク「IOST」を選択してください。ここで「ERC20」を選択してしまうと送金するIOSTが全て行方不明になる可能性があります。
▼「アドレス取得」をクリック
▼現れた「OK」をクリック
▼すると、「アドレス」と「MEMO」欄が表示されたことを確認します。
このアドレス+MEMOがコインチェックから送金する際に指定する"宛先"のアドレスです。
次の手順のコインチェックでの送金画面でこのアドレス・MEMOを使うので、このまま開いたままにしておきましょう。
3. コインチェックからバイナンスへIOSTを少額テスト送金
次は、確認したバイナンスの入金アドレス宛てにコインチェックから少額でテスト送金します。
ここで「少額でテスト」としているのは、「そのアドレスに対し間違いなく送金できること」を確実にするためです。
バイナンスへの送金が慣れていないかたは「一度に全額送金したら宛先を間違えて、デジタルの海にIOSTが消えて失くなった」という事態を防ぐためにもテスト送金をすることをおすすめします。
1回の送金ごとに「送金手数料:IOST 1枚」がかかりますが、万が一のことを考えれば安い保険料です。
まず、コインチェックへログインします。
▼「コイン送金」>「IOSTを送る」>「送金先リストの編集」をクリック。
▼「新規ラベル」にbinanceと入力し、「新規宛先」にはバイナンスの入金画面の「アドレス」に記載のあった文字列を入力し追加をクリック。
「新規ラベル」は自由記入なので、この通りでなくてもOK。バイナンス宛てなので僕は単純にbinanceとしました。
▼2段階認証を設定している人は、この宛先登録の時点でSMS認証を行う必要があります。
▼いよいよ送金テストも最終段階。1〜6の通り、順番に操作していきます。
- 「保存」クリックで宛先を保存する
→ 次回の送金時に再入力しなくてよくなる - 登録した宛先を選択
- バイナンスの入金画面でコピーした「MEMO」の番号を入力
- 最小送金可能枚数を入力
→ 僕が実行時は0.01枚が最小 - 2, 3, 4で選択・入力した内容に誤りがないかダブルチェック
- 「送金する」をクリック
→ 確認画面
▼「本当に送金しますか」と確認のポップアップが出るので「OK」。
▼2段階認証の確認コードを入力して「送信」をクリック。
※このクリックで送金が確定します
▼「Sent successfully(送金完了)」と出れば送金処理が完了です。
4. 送金ステータス・入金ステータスが完了したか確認
送金に慣れていないと「本当に送れたかな、受け取れたかな」と一番ドキドキする瞬間ですね。
- テスト送金したIOSTがコインチェック側で送金完了したか
- バイナンス側で入金完了したか
この2点をしっかりと確認しましょう。
▼コインチェック側で送金ステータスを確認
コインチェックの送金画面で下へスクロールすると「コインの送金履歴」があります。「手続き中」から「完了」になればコインチェック側での送金処理は無事完了したことがわかります。
▼バイナンス側で入金ステータスを確認
バイナンスの画面では、入金アドレスを表示している画面の下部に「最近の入金状況」があります。「Completed」となっていれば確実に受け取りができています。
▼ステータスが「Completed」になれば、「ウォレット」 > 「フィアットと現物」とクリックした後に表示されるウォレットのIOST欄に、送金した少額のIOSTが反映されています。
これでバイナンスの自分の口座へ送金できる確証がとれたため、次はようやく本番送金です。
5. 本番送金
手順はテスト送金と全く同じです。違うのは送る枚数だけ。
▼「メモ」欄はバイナンスのIOST入金画面を確認し、コピペします。間違えないように気をつけましょう!
▼バイナンスのIOST入金画面で、テスト送金時と同じように以下のとおり「Completed」になれば無事完了です。
次が最後のステップ。
バイナンスにIOSTを預けて利息を得るための「ステーキング」を行います。
6. バイナンスでステーキング
バイナンスへログインします。ログインしたら、以下の通り進めていきます。
▼「ファイナンス」>「バイナンスアーニング」をクリック
▼「定期ステーキング」の「詳細」をクリック
- 検索欄で「iost」と打つ
- 預け入れる期間を選択
- 「今すぐステーク」をクリック
期間について
たとえば期間を30日間で選んでステークする場合、
- いったん、自分のウォレットから預ける枚数だけIOSTが減る
- 30日後に預けた枚数 + 利息分の枚数が自分のウォレットに戻ってくる
- 30日が経つまでは預けたIOSTを売ったり送金したりできない
- 30日より前にIOSTを自分のウォレットに戻したい場合は、「即時償還」を申請すると1日後に全額戻ってくる。
- ただし、即時償還をする前までに発生していた利息は受け取れない
...といったふうに、「すぐ返してくれ」と申請しない限りは、選んだ期間はIOSTが自分のウォレットから離れることになります。
そのかわり、30日間よりも60日間、60日よりも90日間のほうが利率が良くなっています。
いよいよステーキングの操作もこれでラスト。
- 「最大」をクリックするか、預け入れるIOSTの枚数を入力
- 要約欄を確認
- 「同意」にチェック
- 「購入確認」をクリック【ステーキング完了】
「要約」で見るべきところ
- 「償還日」に預け入れたIOST + 利息分のIOSTが自分のウォレットへ戻ってくる
- 「推定利息」が期間終了後に付与される利息
→ 100627.96 IOSTが戻ってくる、ということ - 「償還期間 1日」は、「途中で返して」と依頼したら自分のウォレットに返ってくるまで1日のラグがあるということ
利息の状況を確認する手順
預けた自分のコイン、ちゃんと利息ついてるかな?どれくらい利息がついたかな?
...と確認したいときの手順です。
▼バイナンスへログイン後、「ウォレット」>「収益」とクリックする。
▼「定期ステーキング」>「定期」とクリックすると、ステーキングしているコインの一覧が表示されます。(横長スクロールなので画像は分割しました)
- 通貨:バイナンスへ預けている(ステーキングしている)コイン名
- 合計量:預けているコインの枚数
- Est APY:おおよその年利
- 定期登録日:ステーキングした日
- ロック期間:何日間預ける設定にしたか
- 利息終了日:いつ預けたコインが自分のウォレットに戻ってくるか
- 発生日:ステーキングしてから経った日数
- 累積金利:ステーキングしてから今まで発生している利息
分割した画像の続き
- 次回の推定分配金額:翌日に利息としてもらえるコインの枚数
- 利息日:次に利息が付与される日(毎日なので翌日)
- 利息期間:利息が付与される日数間隔(毎日なので1日間隔)
- 償還日:預けたコインが自分のウォレットに戻ってくる日付
→ 「利息終了日」の翌日 - オペレーション:「即時償還」の申し込みができるリンク
→ ロック期間を待たずに返してほしい場合はここから申請する
途中でステーキングを解除したいときは、即時償還
預けたIOSTを今すぐ売ったり他へ送金したくなったから、ロック期間が終わるのは待ってられない。
...そんな時に「即時償還」を申請してロック期間の前にIOSTを自分のバイナンスウォレットへ戻す手順です。
- ロック期間が終わる前に即時償還をすると、ステーキングした枚数から利息分が引かれて戻ってくる
→ 預けた全額が戻ってこないため注意
→ 1,000枚預けて利息が10枚とすると、990枚が戻ってくるということです - "即時"とはいえ、最短でも1日後、最大で48~72時間かかる場合あり
▼バイナンスへログイン後、「ウォレット」>「収益」をクリック。
▼「定期ステーキング」>「定期」をクリック。
▼画面が横長なので、通貨一覧の部分を右へスクロールします。
▼IOSTの「即時償還」のリンクをクリック。
▼「即時償還」をクリック「償還日」に記載のある日時に自分のウォレットに戻ってきます。
・・・
以上、コインチェックでIOSTをガチホするくらいなら、バイナンスのステーキングで利息を受け取って資産を増やそうの巻でした。
まとめ:IOSTをガチホするならバイナンスで増やしながら
とりあえず、IOSTをコインチェックに置いたままにしてる...
というかたは、ステーキングで稼ぐことを一度「検討」してみると良いです。
「やれ」とは言いません。
ただ、今後も暗号資産に関わり続けるのであれば「ふーん、そんなこともできるんだ」と考えてみるだけでも価値があることかと考えています。
とにもかくにも、まずはバイナンスのアカウントを持っていることが必須なので、まだアカウント開設が済んでいないかたはこれをキッカケに済ませてみることから始めてみては。
以下登録リンクからアカウントを作成すると、バイナンスで暗号資産(仮想通貨)を買うときの手数料が10%安くなります。
ステーキングに手数料はかかりませんが、バイナンスでコインを"購入"する時は毎回必ず手数料を取られます。
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