出川イングリッシュがお笑いの時点で日本人の英語は終わってる
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英語が得意なので、英語の学習方法についてブログ書いてみようかな。
そう思ったので、まずは他の人がどんな情報発信をしてるのかを調べてみました。
すると「英語を喋れるって自負してる人がそんな風な教え方しちゃう?」的なことがたくさん目に入ってきたので、その違和感を文章にします。
ー もくじ ー
日本人、「英語を話せる」の基準が高すぎ問題
まず下調べとして「英語 学習方法」でググって検索トップにくる=需要がある記事はどんな風に書いているのだろう、と調べてみたんですが、
「英語を喋れる」のハードル、高く設定させすぎじゃないですかね?
多くの人が「流暢な文章で口から英語が出てくること」=「英語が話せるということ」だと思っているようです。実に窮屈で、自分自身の首を絞める考え方。
とある記事から引用します。
アメリカのカフェでコーヒーをこぼしてしまい店員を呼ぶ場面、とのことです。
「Excuse me, I…(あれ、床はfloorでしょ、でもこぼすって英語で何て言うんだろ、あと拭くモノ、拭く、あれ拭くもわからない、)…coffee…」
… 勉強を始める前の僕だったら、言葉に詰まってこうなっています。
引用:https://arairio.com/english/how-to-study
コーヒーをこぼして店員を呼んで「Excuse me, I…coffee…」。
これがなんで「英語が喋れてないエピソード」の例になってしまうのか?と。
こぼれたしまったコーヒーを指差して「Excuse me, I…coffee…」と店員に言えば、笑顔で「It's OK! No problem.」と言いながら対応してくれます。
基準は「カッコいいかどうか」より「伝わるかどうか」で考えた方が幸せ
「あっ、単語が出てこないっ、はずかしい(>_<)」という過剰な自意識はどうでも良いです。英語としての会話が立派に成り立っている事実にまず自信を持ってほしい。
これをダメだと考える人は、「英語でコミュニケーションを取りたい」のではなく「英語を話せるカッコいい自分を他人に見せたいだけ」なのかと想像します。
「これが英語の学習方法」じゃなくて「英語をカッコよく喋って、他人に良く思われる方法」っていうタイトルで記事書いてほしい。
「英語 学習方法」って検索ワードで"自意識過剰すぎ"な記事ばかりが検索トップに来ちゃうと、読者の深層意識に「会話に詰まるのはダメなことなんだ、流暢に話せないとダメなんだ」と刷り込むことになって余計に自信を失うスパイラルにハマらせることになるので、勘弁してほしい。
翻訳家になるなら別として、英語はジェスチャー込みで伝わりゃいーのよ。
出川イングリッシュの"英語を必死に伝える姿勢"を見て笑う日本人
テレビ番組イッテQのコーナー「はじめてのおつかい」を知っているでしょうか?
芸人の出川さんが外国でとある目的を達成するために一人放置し、英語で"面白おかしな"会話を展開、一方で英語を"ペラペラに"話せるタレントと対比する様を見て笑うというコーナーです。
これらを見て「バカだなー出川は」と笑ってる日本。
そりゃー日本人は英語ができないわけですわ。
出川イングリッシュを見て笑う人は恥じた方がいい
ゴールデンの時間帯放送でこれを日本中の人間が見ていたと考えると、「あちゃー、これやっちまったな」と思わざるをえません。
「出川はバカみたいな英語を喋ってます」みたいなあんなに面白おかしい(悪意しか感じない)編集をされてしまうと、
「そうか、英語は流暢に正確に話せないと他の人に笑われてしまうんだ」
と視聴者のみなさんの脳味噌に深く刻み込まれることでしょう。
無意識のうちに。
そして英語をつっかえつっかえ話そうとする他人を見て、(心の中で)嘲笑するようになります。
無意識のうちに。
おまけに、friendsを単数形のfriendと書いただけで文脈減点を食らう日本の受験英語教育も相まって、どんどん「完璧な英語以外はクソ」という認識が常識になっていってしまう、と。
日本人は「英語ができなくな〜るできなくな〜る」と日常的におまじないをかけられ続けているようです。
無意識を操られるとか、これもう洗脳。
「意外と普通に伝わるじゃん」と早く知ってハードルを下げろ
だから日本人の英語はダメなんだよ、というだけでは何の発展性もないので、最後に提案して終わります。
全力でちやほやしてくれる英会話コミュニティに参加してみる
英語を話したいけど他人の目が気になってビクビクしてしまう人は、まず「自分の全てを肯定してくれるコミュニティに足を運んでみて...」と言いたい。
どんな英単語が口から出ようと褒めてくれて、どんなにつまづきながら話そうとじっくり待ってくれて。そんなコミュニティ。
「英会話 コミュニティ」といった検索ワードでググればいくらでもそういったサークルっぽいのは見つかりますが、最も適していると思うのは「英会話カフェ ≫」のようにゆる〜く通えるところですね。
月額はかかりますが、英語を否定しない雰囲気を売るサービス。お店にいる外国人スタッフの人が全力でちやほやしてくれます。
「英語は発音がちゃんとしてないと伝わらない」
「英語は文法を知らないと伝わらない」
「英語は文章で喋れないとバカにされる」
こういった嘘を、嘘であると体感できる最も優しい環境であるかな、と。
まとめ
- 「英語が話せる」の基準が高すぎて日本人、ツライ
- 出川イングリッシュを笑う日本人はちょっと反省したほうがいい
- 英会話カフェなど、優しいコミュニティで全力でちやほやされると、英語の心理的ハードルがぶっ壊れるので幸せ
そもそも「完璧な英語」なんて存在しません(^^)b
英会話スクールみたいに堅苦しいところはちょっとなぁ...
という方は、ゆるいカフェスタイルのコミュニティサービスを一度チラ見してみてください。
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