【注意】Zaif/ザイフ→NEMウォレットへ送金時に気をつける事
NEMの新通貨・Symbolが確実に欲しかったので、Symbolオプトインを自身のウォレットから行うため、初めてZaifから自分のNEMウォレットへ送金しました。
送金手順自体は、Zaif公式サポートの記事 ≫通りにできるといえばできるのですが、
- アドレス間違いが怖い
- 送金したけど「出金制限中」になってしまう
- 送金したけど「出金準備中」のままウォレットに着金しない
などなど、「ほんとうに出金できるかな...」と不安になることがありました。
同じような不安を持った方の精神的ストレスを少しでも軽くしたい、そんな記事です。
ー もくじ ー
Zaif/ザイフ→NEMウォレットへ送金する時の注意点
- 初めての送金は必ず少額で
- 出金制限になっても焦らない
- 出金準備中のまま完了しなくても焦らない
- NEMウォレットをマルチシグにせず送金しても着金したので大丈夫
以下、順番に説明していきます。
1. 初めての送金は必ず少額で
初めてZaifから自分のウォレットにNEMを送金するときは、まず少額で「成功するかどうか」を試してみることをおすすめします。
僕は最初110NEMをテスト送金しましたが、送金ボタンをポチってから「これでも多かったかな...」と思いました。
初めての送金でたとえば「10,000NEM」を一気に送金をすると、出金完了(=自分のウォレットにNEMが着金)するまで想像したよりはるかに時間がかかる場合があり、待っている間が心臓に悪いです。
後の章でも書きますが、僕の場合はウォレット着金まで28時間かかりました。
アドレス間違いなど操作ミスよって送金が失敗すると、コインが戻ってきません。
2回に分けて送金するとそのぶん手数料が余計にかかりますが、「万が一」のことを考えると安いもの。
- まずは少額送金
- 「よし、この操作で出金完了してちゃんとウォレットに反映された」と確認
- まったく同じ操作をして大きな枚数のNEMを送金
...とすると安心です。
"出金先アドレス管理"にウォレットアドレスを登録、コピペミスをなくす
Zaifには「送金先のアドレスを登録 & 登録したアドレスにのみ送金する機能」があるので、最初の少額テスト出金時に自分のウォレットアドレスをコピペして保存しておきましょう。
「送金をする度にアドレスをコピペをすること」が送金ミス=コイン消失の元凶になるので、最初のテスト送金で登録しておき「このアドレスで成功した」という裏が取れれば、次からはアドレス指定ミスの確率がゼロになります。
NEMの出金画面から以下のように簡単に設定できるのでぜひ。
- 「出金先アドレス管理へ」をクリック
- 出金先を「制限する」に変更
- 「新規追加」をクリック
- 「ラベル=何でもOK」「出金アドレス=自分のNEMウォレットのアドレスをコピペ」を入力(設定している人は2段階認証も)
「出金」ボタンを押す前にダブルチェックを忘れずに
Zaifの出金は「出金」ボタンを押した後に確認画面が出てこないので、「出金」ボタンを押す前に「出金先アドレス」は当然として「出金するNEMの枚数」もダブルチェックした方が良いです。
「出金」ボタンを押す=即申請受理=画面からキャンセル不可・枚数変更も不可、となるためです。
注意事項
※一度送金したネム(XEM)は出金先へ着金していなくても取り消すことが出来ません。出金先アドレスやメッセージに間違いがないか、出金金額に間違いがないか確認の上操作を行ってください。引用:Zaif Support:ネム(XEM)の出金方法を教えてください
※筆者追記:NEMウォレットに送金する時は「メッセージ」は必須入力ではありません
「10,000枚送るつもりが、ゼロをつけ忘れて1,000枚になってしまった」なんてことにならないように要注意。
メモ:
「出金」ボタンを押したあと出金ステータスが「出金制限中」になった時のみキャンセルできます。
2. Zaifで出金制限中になっても焦らない
Zaifから「多めの枚数」のNEMを指定して出金ボタンをポチッと押すと、出金ステータスが以下画像のように「出金制限中」になることがあります。
これは、何か悪い事が起きているようなエラーではないので焦る必要はありません。
解決策は・・・
- 「申請キャンセル」して、
- 枚数を減らして再度「出金」をポチ
これを「出金準備中」ステータスになるまで繰り返し、複数回に分けて送信する。
「何枚で出金制限になるか」は混雑具合により大きく変わるようです。
僕の場合は30,000枚を送金しようとしたら出金制限を食らい、25,000枚にしたら出金準備中になりました。
出金ページにて「確認のためサポートへ連絡してね」と注意文言を書いてくれていますが、
「申請キャンセル」ボタンがあれば即キャンセルを押し、枚数を変えて再度「出金」をしてしまうのが早いです。
送金を急いでないならサポートへ連絡
出金制限になったとき、「申請キャンセルをして、枚数を減らして複数回に分けて申請」のデメリット。
それは「送金した回数分余計に手数料がかかってしまう」ということです。
大体1回の送金につき「2NEM」が必要なので、
3回に分けて送るのは手数料が痛すぎる...
出金は急いでないし、なんとか一度で送ってくれないかな
...というかたは、いちどZaifに連絡をしてみるといいです。
3. 出金準備中のまま完了しなくても焦らない
Zaifから「出金」ボタンをポチッと押すと「手続きを開始しました!」と青く表示され、
出金ステータスも「出金準備中」になり、
「出金準備中」ステータスは「出金完了まで待ってくれ」という意味、つまり手続きは正常に受け付けてくれたものの・・・
10分経っても1時間経っても10時間経っても「出金準備中」のままということがありました。
出金申請から"28時間"で出金完了
結果、「出金」ボタンをぽちっとしてから「28時間後」に出金完了。
このようにかなり時間がかかる場合がありますが、Zaifから送金時に指定するアドレスさえ間違えなければ大丈夫です。
メモ:
Zaifの出金が完了すると「出金が完了しました」メールが届きます(デフォルト通知設定を変更していなければ)。
たぶん、「仮想通過の送金はすぐ終わる」というイメージを持っていると、10分経っても1時間経っても「出金準備中」のままウォレットに着金しないのは、
やばい?操作ミスった?アドレスの指定ミスった?何かトラブってる?
とグルグルグルグル不安が頭のなかを駆けめぐるのではないかと思います。
「出金準備中」になったら、あとは完了するまで焦らず待とう。アドレスの指定間違いだけ気をつければ、時間はかかるけど大丈夫。
4. NEMウォレットをマルチシグにせず送金しても着金する
結論、NEMウォレットをマルチシグに変えなくてもアドレスさえ間違えなければZaifから送金できるしウォレットで着金します。
なんでこんなことがふと怖くなったかというと、
Zaifの出金ページには以下のように「multisigトランザクションに対応していない他のサービスへ送金しても対応しません」と書いてあります。
NEMウォレットには「アカウントをマルチシグに変更」とあり、デフォルトでは当然マルチシグになっていません(以下、デスクトップのNEMウォレット)。
え、これはウォレットをマルチシグに変えてないとZaifから送金しても着金しないってこと...?送ったNEM消える...?
と、Zaifから送金した後にふと怖くなったのでした。
ウォレット作成直後のデフォルト設定のままマルチシグになっていなくても、自分のウォレット宛アドレスへ送金すれば問題なく着金したのでご心配なく。
まとめ:NEMウォレットのアドレスさえ間違えなければ大丈夫
ZaifからNEMウォレットへの送金は、
- 初めてならまずは少額送金でウォレットに着金するかテスト
- 出金制限は枚数を減らして再申請 & 複数回送金か、Zaifへ連絡
- 出金準備中になっても28時間後に完了した
- ウォレットをマルチシグに変えてなくても着金した
・・・
というわけで、NEMウォレットアドレスをZaifに登録=コピペを繰り返さないことでアドレス間違いさえなくせば、1NEMも行方不明にすることなく自信を持って送金できるようになります。