WooCommerce APIでGoogle Listing&Ads商品属性GTIN/MPN等を登録する

- WooCommerce -
2023.12.17
woocommerce/ウーコマース

WooCommerceの商品をお手軽にGoogle広告に出稿できる「Google Listing & Ads」というプラグインを使うと、商品に対してGTIN・MPN・Brand属性など登録する欄があります。

WooCommerce APIで商品のGoogle Listing&Ads GTIN/MPN等を登録する

がしかし、

WooCommerce REST APIを使ってプログラムから商品を登録するとき、どのようなフォーマットでここのデータを指定するのか

が分からなかったので、メモしておきます。

WooCommerce APIで商品のGoogle Listing&Ads GTIN/MPN等データを登録する

結論、商品オブジェクトを以下のように作ってPOSTすればOK。

Pythonproduct_data = {
    "name": name,
    ...省略...
    "meta_data": [
        {
            "key": "_wc_gla_gtin",
            "value": "★GTIN★",
        },
        {
            "key": "_wc_gla_mpn",
            "value": "★MPN★",
        },
        {
            "key": "_wc_gla_brand",
            "value": "★Brand★",
        },
        {
            "key": "_wc_gla_condition",
            "value": "★condition★",
        },
    ]
}

valueを適宜書き換えてください。

結局はProductsのカスタムフィールドの一部ということで、mete_datakey, valueを指定してあげればいいということでした。

(言語によって書き方は色々あるので、WooCommerce Rest APIで商品登録するコードは省略しています)

Condition(_wc_gla_condition) の注意点

管理画面の選択肢上だと「New」「Refurbished」「Used」とあるのでそのまま

"value": "New"

と大文字で指定してしまうと、Defaultのまま変わらず反映されないので注意。

"value": "new""value": "refurbished""value": "used"と小文字で指定してください。

これは他の選択肢になっている欄全てに当てはまるかと思います(Condition以外は未確認)。

Gender以下のデータを登録する場合

上記コードスニペットにはGTIN、MPN、Brand、Conditionの4属性しか含めませんでしたが、meta_datakey_wc_gla_gender_wc_gla_sizeのように追加していけば登録できます。

meta_dataのkeyが分からない場合

とはいえ、全項目を試したわけではないので、もし_wc_gla_を接頭辞にしてもデータが反映されない場合、データベースを直接見に行くという地道な方法で割り出すことができます。

以下、レンタルサーバーなどで「phpmyadmin」というWebブラウザからデータベースの中身を閲覧/更新できるツールを使用する例で書いていきます。

以下2ステップ。

  1. WordPress管理画面から、keyを知りたい欄にダミーデータを登録
  2. phpmyadminでダミーデータを検索

1. WordPress管理画面から、keyを知りたい欄にダミーデータを登録

たとえば「GTIN」データを登録したいけどmeta_datakeyが分からない、と仮定します。

その場合、まず以下のように(何でもいいので)ダミーデータを登録しましょう。

2. phpmyadminでダミーデータを検索

データベースの操作は慎重に行いましょう。

誤クリックなど意図しない操作で気付かないうちに編集・保存をしてしまうと、サイトが壊れる可能性があります。

次に、phpmyadminへアクセスし、

  1. サイトデータが繋がっているデータベースを選択
  2. 「検索」をクリック
  3. 検索欄に先ほど登録したダミーデータを入力
  4. 「実行」をクリック

xxx_postmetaというテーブルで「1件以上が一致」しているはずなので「表示」をクリック。

▼クリックしてしばらく待つと、検索データが表示されます。

これで、検索したダミーデータmeta_valueに対応するmeta_keyが分かりました。

WordPress管理画面から、登録したダミーデータの削除を忘れずに。

↑TOP