WooCommerce Google広告コンバージョンアクションの設定手順
WooCommerceの商品で有料広告を打ってみて、無事に出稿はされ始めたものの「コンバージョンが計測できていない状態」がなかなか解消できず。
とくに、
- Google広告の管理画面でコンバージョンアクション定義の仕方が難しすぎる
- コンバージョンアクションのタグをどうWooCommerce注文完了画面に埋め込むのか分からない
という2つの難問に直面し、設定を完了するまで丸1日の時間を費やしてしまい、ほとほと嫌気がさしました...。
というわけで、本記事ではこの2点、つまり
WooCommerceで商品が売れる→Google広告側でコンバージョンアクションをキャッチできて計測できるようになるまで
の設定方法を手順化してまとめていきます。
時間経過とともに画面キャプチャが異なる可能性が高くなる点は申し訳ない...。
ちなみに：
本記事では、プラグインを使ってコンバージョンアクションを注文画面に連携させます。
WooCommerce Google広告コンバージョンアクションの設定手順
Google広告管理画面へログインし、目標 > 概要 > 新しいコンバージョンアクション をクリック
(もしよく分からないコンバージョンアクションが作成済みの場合は削除してしまってOK)
▼「ウェブサイト」をクリック
▼WooCommerceサイトのURLを入力してスキャン
▼「Google広告のみを使用」
▼「手動でコンバージョンアクションを作成」
▼以下のように選択/入力していく
- 「購入完了」を選択
- 「購入完了」など分かりやすい名前をつける(何でも良い)
- 「コンバージョンごとに異なる価値を割り当てる」を選択し、
デフォルトの値を「0」にする - 「全件」を選択
- 「完了」をクリック
▼「同意して続行する」をクリック
▼「Googleタグマネージャを使用する」を選択し、
- コンバージョンID
- コンバージョンラベル
この2つをコピーしてメモ帳などに控えてから、「完了」をクリック
ここから一旦Google広告画面からWordPress管理画面へ操作をうつります。
▼WordPress管理画面のプラグイン画面から「Pixel Manager for WooCommerce」をインストール・有効化
有効化後、プラグインメルマガ登録を許可するかSkipするかを聞かれる画面が出るので、許可するかSkipするかはお好きに。
▼Pixel Manager設定画面になるので、Main > Marketing に遷移し、「Google Ads Conversion ID」に前手順で控えておいた"コンバージョンID"を、「Google Ads Purchase Conversion Label」に"コンバージョンラベル"をコピペして「Save Changes」で保存
上記ID/ラベルはダミー
▼active/activeになれば、設定は全て完了！
ここからは、Google広告管理画面で設定したコンバージョンアクションが正しくWooCommerceサイトと紐づいているのか、つまりお客さんが商品を購入したらGoogle広告側でコンバージョンとして認識できるようになったのかを確認していきます。
▼設定の検証
▼Google広告管理画面 > 目標 > 概要 を見ると、作成したコンバージョンアクションの「ステータス」が「無効」になっているので、「トラブルシューティング」をクリック
▼「続行」をクリック
▼Google Tag Assistantのウィンドウが開くので、WooCommerceサイトのURLを入力し「Connect」
▼右下に「Test "アクション名" conversion action」と表示された新しいウィンドウが立ち上がるので、そのウィンドウで実際に購入まで完了させます
▼購入完了画面まで遷移し、正常に設定ができているとこのように「"アクション名" conversion action is sending data」と表示されるので「Finish」をクリック
▼検証結果が表示されます。「This conversion action is sending data to Google Ads」＝このコンバージョンアクションは、Google広告にデータを送信しています、と表示されれば無事成功。
▼コンバージョンアクションのステータスが「無効」から「最近のコンバージョンはありません」に変化しているはずです。
▼キャンペーン > 概要を見ると、「コンバージョントラッキング: 有効」となります。
▼WooCommerceのOrders画面を見ると、ここにチェックが入っていれば「コンバージョンアクションが発火したこと」が確認できます。
あとは、実際のコンバージョンが発生するまで待つのみ。
・・・
プラグイン「Pixel Manager for WooCommerce」の設定方法は、公式ドキュメントを参照しました。
