【節約】一人暮らし×自炊で最低限必要な調理器具【100均活用】

- 節約術 -
2024.01.15
一人暮らしの自炊に必要なもの

一人暮らしで外食ばかりだけど、節約のため自炊を始めてみたい

そんなかたへ向けて、ぼっち自炊を10年以上続けて得た知見である、

  1. 必要最低限、自炊スターターセットはこれだ」という調理器具・調味料
  2. 買っても使わなくなったいらない調理器具

の2点について書いていきます。

とくに「いらないもの」については意外と誰も書いてないので参考にしてみてください。

100均を活用して安上がりにそろえましょう。

安価なものなら、全て揃えても10,000円くらいです。

「節約」を自炊の主目的にしているので、おしゃれな器具は紹介できません。

【節約】一人暮らしの自炊で最低限必要な調理器具たち

「調理器具・キッチン用品」と「調味料」の2パートに分けました。

とくに、調味料は「塩...砂糖...しょうゆ?それから?」となりやすいかと。

必須の調理器具・食器

  1. セラミック包丁
  2. 底が深めのフライパン
  3. プラスチックまな板【100均】
  4. 浅めのおたま【100均】
  5. 皿・どんぶり【100均】
  6. 割り箸・スプーン【100均】
  7. 炊飯器
  8. シンクの排水溝ネット【100均でOK】

セラミック包丁

包丁は、

  1. セラミック素材
  2. 刃渡り16cm 〜 18cm
  3. 2,000円 〜 3,000円(安価なものでこれくらい)

という3つを満たすものを探せばまず間違いないかな、と。

包丁といえば銀色に輝く金属製のイメージですよね。

ですが、金属製はサビたり切れ味が悪くなったりして劣化しやすいです。

いっぽう、セラミック包丁はサビないし切味はずっと買った時のまま。

僕はAmazonで3,000円で買ったセラミック包丁を8年以上使い続けていますが、一度も「切れなくなってきた」と感じたことがありません。

セラミック製は長持ちで超優秀です。

包丁の刃渡りは「16cm」〜「18cm」が一般的な家庭用サイズで小さすぎず大きすぎず、便利に使えるので参考までに。

Latunaセラミック包丁 16.5cm 日本製
Amazonで見る ≫

底が深めのフライパン

ただのフライパンではありません。

「深め」のフライパンです。

なぜ「深め」なのか?

それは、深めだと肉や野菜を炒める系にもカレーなどの煮込む系にも使えるからです。

自炊を始める最初からフライパンや鍋を2つも3つもそろえる必要はありません。

何気に1,500円〜3,000円くらいはするので、決して安い買い物ではないですし。

とにもかくにもまずは、フライパンとしても鍋としても使える「深めのフライパン」を1つ買って使ってみて、これ一つだけでいかに便利かを実感してみてください。

それでも「もう一つないと不便」と感じるようであれば買い増せばOK。

メモ:

大きさは「直径24cm」が大きすぎず小さすぎずでおすすめ。

一人暮らしの作り置きを考えると、26cm以上だとデカすぎて22cmだと小さいという感覚です。

たった2cmの違いでもだいぶ大きさの印象が変わります。

「大きさのイメージがつかない」というかたは、近所のデパートやドンキホーテに行って実物サイズを見に行ってみてください。

自宅のキッチンがガスではなくIHクッキングヒーターの場合、かならず「IH対応」のフライパンを選びましょう。未対応の場合は加熱できない場合があります。

「ガス火専用」とあるものは「IH対応」という意味なので買う時は気をつけてください。

パール金属深型フライパン 24cm IH対応 ブルーダイヤモンドコート
Amazonで見る ≫

プラスチックまな板【100均でOK】

まな板というと、こういった↓木製だったり分厚かったりするモノを想像するかたが多いかと思います。

一人暮らしの自炊に必要なもの

木製・分厚いまな板は使いづらく、汚れも残りやすいためおすすめしません。

100均へ行くとキッチンコーナーにこんな↓プラスチック製のうっすーーいまな板が売っているので、それを買いましょう。

一人暮らしの自炊に必要なもの

画像引用:Amazon

画像にある通り、切ったらぐにょんと曲げてそのまま鍋に切った具材をダイレクトインできて超便利だからです。

コンパクトサイズのまな板は野菜など切っているあいだにポロポロとこぼれてしまうため、大きめサイズを選ぶとなおGood。

Amazonなどネットだと安くても500円くらいしてちょい高いので、以下どんなものかをサンプルとして見たら実際に100均へ行ってみてください。

イノマタ化学まな板シート 4枚セット
Amazonで見る ≫

浅めのおたま【100均でOK】

具材を炒める・煮込む・器に盛る、万能で便利なおたまは必須アイテム。

必ず1つ購入しましょう。

底が浅めのものにすると、すくうのも炒めるのもできるのでおすすめです。

一人暮らしの自炊に必要なもの

底が深いものにすると、炒める時に使いづらいのが不便なので注意。

一人暮らしの自炊に必要なもの

僕は最初炒める時用に「フライ返し」も買いましたが、面倒くさがりの僕は何にでも使える浅めのおたましか使わなくなりました。

「フライ返しもないと不便だな」と感じたらフライ返しを買えばいいです。

おたま万能。

金属製はフライパンを傷付けてしまうため、ナイロン・シリコン製がおすすめ。

ティファールおたま
Amazonで見る ≫

皿・どんぶり【100均でOK】

いうまでもなく、これがないと食べられません。

陶器素材かメラミン素材か:

100均の器コーナーへ行くと、陶器素材かメラミン素材(プラスチックみたいなやつ)で迷うはずです。

僕はメラミン製のどんぶりを使っています。

理由は「落としても割れない」「レンジで温めても容器が熱くなりにくい」から。

いっぽう、陶器素材は落とすと割れるし、レンジで温めるたびに器自体が熱くなって持てなくなるのがストレスなので使うのをやめました。

割り箸・スプーン【100均でOK】

割り箸を使うか?

洗って使える箸を使うか?

僕は結局「割り箸」に落ち着きました。

割り箸にすると、食べ終わったら皿1枚洗うだけで済むので楽だからです。

「いや、箸くらい洗えよ」って思ったかた。さては真冬の洗い物の面倒くささを知らないな...?

100均なら50本入りで売っているので、そこまで高い買い物とは感じないはずです。

炊飯器

パックに入ったレンジで温めるだけでOKの「レトルトご飯」がありますが、炊いて食べるより圧倒的に高くつきます。

節約が目的の一つとして自炊をするなら、炊飯器は必須アイテム。

買って損はしません。

「炊飯器を買ったからには自炊をするか!」という気持ちにもなれます。

一人暮らしには「3合=男性で3食分くらい」炊けるサイズの小型炊飯器で十分です。

安いもので3,980円 〜 5,980円くらい。

「5合」は多すぎて夏場は腐りやすいし、値段も高くなるのでおすすめしません。

関連記事男の一人暮らしで炊飯器3合は少ない?【5合は多くて腐る】

「炊飯器なんて買ったことない」というかたは、いちど近所のデパートへ実物を見に行ってからネットで買うのがいいかもしれません。

山善炊飯器 マイコン式3合 一人暮らし向け
Amazonで見る ≫

シンクの排水溝ネット【100均でOK】

調理器具でも食器でもありませんが、超重要なのがこのシンクのネット。

これなしで洗い物をすると、シンクに生ゴミ類が詰まって大変なことになります。

ネットなしで生ゴミがシンクに詰まってしまうと、想像するのもおぞましい、ベットベトぐっちょぐちょなあれこれを掃除するはめになるので注意しましょう。

とくに夏場は最悪です。

下手すると、自炊をやめる直接的なキッカケになるので必ずネットは忘れないように。

ネットさえ設置してしまえば、ゴミが溜まったらネットを取って捨てるだけ。

これも100均に売っているもので十分なので、以下はあくまでも参考程度にどうぞ。

日本サニパック排水口ネット 50枚
Amazonで見る ≫

その他あると便利なモノ【100均でOK】

最初はなくても良いけど「あったらより自炊の幅が広がるよ」というものは以下です。

  • ピーラー(皮むき器)
  • 湯切りボウル(ざる)

ピーラーは、刃が金属製ではなくセラミック製をおすすめ。

包丁とおなじ理由で、すぐに錆びて削れなくなったりするので。

湯切りボウルとはこういうやつです。

一人暮らしの自炊に必要なもの

画像引用:Amazon

パスタやつけ麺を茹でた後に役立ちます。

カップラーメンから卒業するためのアイテムでもあります。

完全に余談ですが、

究極の面倒くさがりさんは、湯切りボウルを使わずにフライパンを傾けてお湯だけこぼして湯切るスキルが身につくことでしょう。

湯切りボウルを洗うことすら面倒なんですよね...

必須の調味料

肉・野菜をこいつらと一緒に炒めるだけでとりあえずめちゃくちゃご飯が進むぜ!っていう必須の調味料をご紹介。

  1. しょうゆ
  2. オイスターソース
  3. チューブのにんにく・しょうが
  4. カレールー
  5. シャンタン(中華スープの素)

食べてみたら「味薄くね?」ってなった時の基本。

しょうゆ

これも基本ですね。

500mlのボトルで1本買っておけば半年以上は保ちます。

開封後に常温保存をすると夏場にカビが生えるので、開封後はかならず冷蔵保存をしましょう。

オイスターソース

「お、お、オイスターソース!?」と思ったかたこそ試してみるべき。

これだけでも、炒め物の旨味が増します=ご飯がめっちゃくちゃすすむようになります。

そこらへんのスーパーの中華コーナーで、1ビン178円くらいで売っています。

後に紹介する「シャンタン」と組み合わせると最強!

チューブのにんにく・しょうが

最初、チューブではなく生のにんにくを買ってきて料理をしてみてください。

  • にんにくのかたまりをひとつずつバラして、皮をむいてみじん切りにすることの面倒臭さ
  • 翌日になっても指先からにんにく臭が消えない嫌悪感

これを一度でも味わえば、チューブのにんにくを使うことの素晴らしさが実感できるはずです。

しょうがも同様。

カレールー

自炊をすると、レトルトカレーではなくカレールーで作るカレーのコスパの良さ・楽さに気づくときがやってくるのです。

しめじを手で割いて、ひき肉と一緒に炒めたらトマト缶とカレールーをぶっ込んで煮込む。

これで、まな板包丁をいっさい使わず、500円で3日分の飯が作れます。

シャンタン(中華スープの素)【コレ最強】

シャンタンで肉・野菜を炒めておけばとりあえずプロっぽい味になる、というくらい最強調味料。

自炊するならマストバイ、超おすすめ。

塩もしょうゆも後回しでいいからシャンタンだけは冷蔵庫に常備しておきましょう。

万能調味料の代表格です。

500g缶で700円〜1,000円くらいするので単価で考えると高い部類の調味料ですが、大容量なので一度買えば100回自炊分くらい使えます。

創味食品創味シャンタン
Amazonで見る ≫

その他あると便利な調味料

  • ラー油(辛いのが苦手ならごま油)
  • こしょう

「風味」のアクセントに。

安いし仕上げに振りかけるだけで風味が大きく変わり、本格的な料理っぽくなります。

調味料を買う時の注意:100均・コンビニで買うな

キッチン用品は100均活用OKですが、調味料を100均一で買うのは「意外と価格が高い」のでやめましょう。

たとえば、にんにく・しょうがのチューブ。

近所のスーパーなら1つ88円、セール時間なら68円くらいで売っています。

コンビニは論外です。

近所のスーパーマーケットへGO。

いらない調理器具(買ったけど全く使わなくなった)

「一人暮らし 自炊 調理器具」でググると、出てくるのは「最低限必須の調理器具15選!20選!30選!」みたいな記事ですね。

いや、そんなに要らないよ!!

自炊を始めると、最初は気分よく器具を揃えるんですが、あとになって

...これ、使わなくね?

と後悔することがあります。

以下、実体験から「最初はそんなの買わなくていいよ」というものを挙げていきます。

これらは「やっぱないと不便だわ」と体験した後にそろえればOKです。

お金の無駄なので。

いらなかったもの

  • 菜箸(さいばし)
    → 浅めのおたまでじゅうぶん
  • フライ返し
    → 浅めのおたまでじゅうぶん
  • 泡立て器
    → 使ったことない(ケーキ・お菓子を作るなら必要か)
  • すりおろし器
    → そんな面倒な下ごしらえをしなくなる
  • 計量カップ・計量スプーン
    → 目分量で慣れるし、細かい洗い物が増えて面倒
  • 計量器(はかり)
    → 目分量
  • ミキサー
    → 調理が面倒だし洗うのも超超超面倒

ちなみに、お米の分量をはかるための計量カップは必須です。

ここでいう「いらない計量カップ・計量スプーン」とは、

鶏ガラスープ 100cc
しょうゆ 大さじ2杯
塩 小さじ1杯

のように調味料の分量をはかるためのものを指します。

自炊を続けると、目分量でドンピシャの味付けスキルが身に付くのでご安心を。

まとめ:これで1ヶ月食費1万円は楽勝

まとめてみると「意外とあったな...」という感が否めませんが、調理器具は5年10年と使えます。

調味料も、塩(500g)・しょうゆ(500ml)・シャンタン(500g)はそうそうすぐには無くなりません。

初期費用1万ちょっとかけてこれらをいちど揃えれば、あとは純粋に日々の食材を適宜買うだけ。

自炊のためスーパーで買い物をするようになると、そのうち、

外食で3,000円使ってしまった...

この金で自炊すれば1週間半ぶんの料理を作れたな...

と頭が自動的に計算するようになってきます。

結果、お金が貯まりやすくなるはずです!

以下、面倒くさがりな性格でも自炊を継続できるコツもまとめたので参考にしてください。

関連記事【一人暮らし×節約】自炊を面倒くさがりが14年続けたコツ6つ

↑TOP