ExochartsのOpen Interest(OI)からトレンド強弱を読み取る
- FX/暗号資産 -
2022.09.14
Exochartsで見れるOI情報をトレード判断に生かす練習のため、実際のチャート例を収集していきます。
具体的には、
- 今めっちゃ上昇/下落してるけど、どこで反転するのか?
をOIの増減から読み解けるようになることが目的。
前提知識
- OI増加 = 新規ロング/ショートがオープン
- OI減少 = ロング/ショートがクローズ
つまり、
- OI増加 & 価格上昇 = 強いトレンド(まだ上がるかも)
→ 買い支えられている - OI減少 & 価格上昇 = 弱いトレンド(反転するかも)
→ 買い支えられていない(ショートがクローズ/スクイーズされてるだけ) - OI増加 & 価格下落 = 強いトレンド(まだ下がるかも)
- OI減少 & 価格下落 = 弱いトレンド(反転するかも)
ExochartsのOIからトレンド強弱を読み取る
2022年9月13日(火) じわじわ上昇からのクラッシュ
状況の整理
▼TradingView 日足
トレンドライン + fib 0.618にヒットして強烈にリジェクトされるまでは、7日連続で陽線をつけるほどの上昇トレンドでした。
▼TradingView 15分足
見ての通り、全くリトレースせず、安値を切り下げることなくひたすらじわじわ上昇を続けています。
いったいどこまでこの上昇は続くのか?というのが当時の関心でした。
これが、Exochartsを見ると推測ができる状況でした。
▼Exocharts 5分足
上記画像真ん中あたりの価格上昇は、OIも上昇しています。
新規ロングが価格を押し上げていると推測できるので「みんな買いに興味がある」という状況ということ。
つまり「価格はまだ上がるのではないか」と推測ができます。
いっぽう、リジェクトされる前の価格上昇は、OIが著しく減少しています。
これは、新規ロングではなくショートクローズが価格を押し上げているということであり、
誰も買いに興味がない = 強いレジスタンスが重なっている = そろそろ反転するのでは
と推測できます。
実際、レジスタンスを上抜けフェイクをかましたあとに、強烈なショートが入ってきて反転したのでした。