ピッチフォーク:暗号資産(仮想通貨)チャートテクニカル分析
仮想通貨トレードにおいてピッチフォークの使い方の感覚をつかむために、「お、こういう時に効くんだ」という事例を集めていく。
ー もくじ ー
暗号資産(仮想通貨)チャート ピッチフォークの効果的な引き方
まずは、効果的な引き方について。
- フィボナッチ・リトレースメントで0.618 - 0.66付近で反転しているポイントを探す
- フィボナッチ・リトレースメントの起点・終点・0.618 - 0.66付近の点の3点でピッチフォークを引く
このように、フィボナッチ・リトレースメントと併用することがポイントです。
以下のように、まずフィボナッチ・リトレースメントを引いてからピッチフォークを引いてみると・・・(ビットコインの2022年2月11日が起点のチャートです)
中心線・下限上限のラインがサポート/レジスタンスとして機能していることがわかります。
もちろん、かならずしもフィボナッチ・リトレースメント0.618 - 0.66点である必要はありません。
ビットコインにおけるピッチフォーク事例集
ビットコインのチャート 2021/10/21~28
11月の最高値から25日安値/26日高値で結んだピッチフォークが完璧にレジスタンス・サポートとして効いている例。
Warning Line(ピッチフォーク上限線のこと)をレジスタンスとして貼り付いた後、中心線に向けて急落、そして中心線をサポートにしてまたWarning Lineへ向けて上昇・ブレーク。
ビットコインのチャート 2021/10/26
ピッチフォークの変形タイプの「シフ・ピッチフォーク」が15分足できれいに機能した例。
特筆すべきは、ピッチフォーク下限をブレイクした後に戻ってきて、下限で強烈にリジェクトされていること。
▼オリジナルのピッチフォークとシフ・ピッチフォークの違い
シフ・ピッチフォークは、オリジナルのピッチフォークに比べて緩やかなチャネルを形成するので、勢いが弱めのトレンドの時に適用する。
オリジナルピッチフォークは、強い上昇・下降トレンドの時に適用する。
また、「ピッチフォークは4時間足・日足といった上位足(Higher Time Frame)で機能する」と学習したけど、15分足でも使えることが分かったのが収穫だった。