【一人暮らし×節約】自炊を面倒くさがりが14年続けたコツ6つ

- 日常 -
2024.01.15
一人暮らしの自炊で節約

超・面倒くさがりな性格を自負している。だけど節約の一環として自炊を続けてみたい

という方へ向けて、自炊継続のコツをツラツラと書いていきます。

ぼくは2022年時点で34才、自炊歴はだいたい14年くらい。大学に入って一人暮らしを始めたころから自炊が習慣になりました。

掃除や整理整頓が大の苦手で部屋はゴミ屋敷3歩手前のような散らかりようですが、自炊はわりと継続できています。

外食は滅多にしません。

普通に食事をして1ヶ月食費1万円生活をしろ、と言われても出来る自信があるくらいにはなったかなと。

1日の食費333円とか余裕余裕。

【一人暮らし】面倒くさがりが自炊で節約継続するコツ6つ

面倒くさがりなぼくが自炊を続けるために気をつけていることは大きく6つ。

とにかく手間を減らすことが大事です。

  1. ググったレシピから引き算する
  2. 絶対に計量しない
  3. 料理の回数を減らす(毎日料理しない)
  4. 洗い物を減らす
  5. 使い終わった道具・食べ終わった食器をすぐ洗う
  6. メニューを考える手間を減らす

1. ググったレシピから引き算する

レシピ通りに作るな、もっと楽をしろ。

これ鉄則。

「最低限の食材/調味料で最低限の調理をする」のが一人暮らし×面倒くさがりの料理術と心に刻むべし。

材料で"不要なもの"を徹底して省こう

ぼくは麻婆豆腐が一番「楽・早い・美味い・安い」、だから最強と考えているので頻繁に作ります。

麻婆豆腐のレシピをググってみると、デリッシュキッチンのサイトでこう↓出てきますが・・・

一人暮らしの自炊は面倒

なんなら片栗粉も不要。

レシピってだいたい要らないものがたくさん載ってるんですよね。

「細ネギ(刻み)」を見ただけで「うわ、めんどくせ」ってなります。

刻む前に洗う手間・刻む手間・刻んだあとまな板にこびりつくネギを洗う手間...面倒すぎる。

  • 薬味・サラダ油・酒・砂糖はたいてい不要
  • にんにく・しょうがはチューブで買い置きしておく

これは自分ルールですが、サラダ油は肉の油分で代用するから不要、ごま油は中華風味付けで必要と考えています。

サラダ油はただの油なので入れる意味がよく分かりません。

油でおすすめはオリーブオイル。パスタ・野菜炒めなど汎用性が高くておすすめ。

調理で"不要な手順"を徹底して省こう

麻婆豆腐のレシピで、ふたたびデリッシュキッチンの調理手順を見てみます。

  • 木綿豆腐は2㎝角の角切りにする。ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにする。
  • フライパンに塩(分量外:ひとつまみ)を入れ、湯を沸かし、木綿豆腐を入れて中火で2分ゆで、水気を切る。
  • フライパンの水気をふきとり、サラダ油を入れて中火で熱し...(省略)

・・・めんどくせぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!ってなりませんか。

まだ何も炒めてもいない段階でコレですよ。

こっちは早く食いてぇんだよ!!!

そんな面倒なことをせずに、

  • ひき肉をにんにくしょうが(チューブ)と炒める
  • 調味料を投入
  • 豆腐と水をぶっこんでほぐしながら煮込む
  • 米をよそってぶっかける

これでOKなのです。

自分以外の愛する人へ至高の料理を提供したときだけ、レシピ通りに慎重になってください。

2. 絶対に計量しない

計量カップ?計量スプーン?そんなものは使いません。

自炊は黙って目分量。

これ鉄則。

計量をする弊害:

  1. 計量自体が面倒でやる気をなくす
  2. 細かい洗い物が増えていっそうやる気をなくす

高校生の時初めて自宅で料理をして「料理ってめんどくせぇ...」と感じた一番の理由が、レシピ通りに量を計っていたことでした。

テレビでよくやっている"3分クッキング"的な番組では、ボウルや計量カップでキレイに分量通りに小分けされて用意されていますよね。

酒 〇〇cc
塩 小さじ1杯
にんにく 2片
豚肉コマ切れ 300g
...

いや、計量したり分量通りに野菜や肉を刻んだりする時間はどこに消えてんだよ!

計量すんのが一番時間かかって面倒なんじゃい!

とツッコミたくなります。

料理に慣れないうちは、こんな風に書かれたレシピを見るとつい「正確に量を入れないと美味しくできない」と思いがち。

塩は適当にパラっと。
にんにく・生姜チューブは適当にニュルッと。
醤油はボトルから直にチョロっと。

一気にドバッと入れなければ目分量でなんとかなります。

回数をこなすにつれ正確な目分量になってきます。

ここまでのまとめ

  1. 最低限の材料で、最低限の調理を加える
  2. 計量をしない=手間も洗い物も減る

3. 料理の回数を減らす(毎日料理しない)

一品ものを2〜3日分作り置き

真面目に自炊をすると、毎食複数の料理を作る(主菜・副菜・味噌汁プラスご飯とか)というイメージですが、こんなの面倒くさすぎてやってられません...。

ご飯が進むしょっぱいおかずを一品、大量に作ります。

おすすめは丼もの。慣れると10分で作れて楽。

  • カレー
  • 麻婆豆腐
  • 中華丼

ぼくは丼ものなら3日分(昼夕、昼夕、昼夕)、炒め物系なら2日分くらい作り置きします。

(それ以上を作ると腐ってしまう。冷凍すればもっと大量にいけるけど、小分けが面倒)

これで、料理という作業をするのは週に2, 3回だけです。

メモ:

1食ずつ小分けするのも面倒なので、フライパンのまま冷蔵庫に保存すると楽です。

鍋・フライパンは取手含めると幅を取るので一人暮らしサイズの冷蔵庫の横幅におさまりきらない可能性あり。フライパン購入時は自宅冷蔵庫のサイズに注意。

卵と納豆を買い置き

自炊を始めると「めっちゃ腹減ったけど、料理するの面倒だわぁ...」というタイミングが何度も必ず訪れます。

そんな時に卵もしくは納豆があると便利です。

  • 米さえ炊いてあればすぐに飯が食える
  • 安い
  • 美味い
  • 消費期限が長い(冷蔵で1ヶ月以上保つ)
  • 栄養価が高い

こんな特性を秘めたスーパーフード。

ぼくは常に1パック(卵は10コ入り、納豆は3つ入り)を冷蔵庫に常備しています。

ここまでのまとめ

  1. 最低限の材料で、最低限の調理を加える
  2. 計量をしない=手間も洗い物も減る
  3. 多めに作って冷蔵

4. 洗い物を極限まで減らす

洗い物って、料理の過程でいっちばん面倒くさいんですよね。

「いかに洗い物をしないために怠けるか」は自炊継続のためには重要なことです。

ぼくは今まで以下の工夫をして、水と洗剤に触れる時間を極力短くしてきました。

  • 包丁・まな板不要の食材を使う
  • 盛り付けは皿ひとつ
  • 箸は割り箸で使い捨て

包丁・まな板不要の食材を使う

これら食材↓は、開封したら包丁まな板を汚さずに即・鍋に放り込むことができるのでとても便利です。

野菜とか:

  • もやし
  • しめじ・舞茸
    → 手で簡単に千切れる
  • 冷凍ブロッコリー・ほうれんそう
    → たまねぎ等いろんな冷凍野菜があって便利
  • 豆腐
  • トマト缶

肉:

  • ひき肉
  • こま切れ肉

料理に加えても一切洗い物が増えないのが最高。

特に肉。

絶対にひき肉かこま切れで、ブロック状の肉は絶対買いません。

ブロック状の肉は安いです。

がしかし、切る手間がかかり、手・包丁・まな板は油まみれになり、まな板には生肉がこびりつくので細菌繁殖を防ぐために丁寧に洗わないといけないからです。

ぼくの一番のお気に入りは豆腐。

安い・量が多い・栄養豊富の3点を兼ね備えた納豆卵に次ぐスーパーフード。

量の割りに安価で(400g入りで50円ほど)、何の料理にでも合います。

料理が面倒になる野菜:

にんじん、玉ねぎ、大根、じゃがいも

これらはピーラーを使ってチマチマと皮をむいた後に包丁まな板で切る作業が必要です。面倒。料理に気分が乗ってきた時以外は買いません。

盛り付けは皿ひとつ

食事は皿一枚で済むように盛り付け、食べ終わったらその一枚を洗えば終わり、というふうにします。

ぼくは丼ものを作ることが多いので、大きめの丼に米をよそってその上にかけるだけが基本。

たまに炒め物をする時も、米の上にダイレクトに乗せます。

メモ:

どうしても複数枚の皿を使う時は、食べ終わった後シンクに重ねて置かないようにします。重ねると皿の裏面にまで油がついてしまいより丁寧に洗う必要があるからです。

箸は割り箸で使い捨て

以前は繰り返し使えるプラスチック箸を使っていたのですが、100均で50本入りの割り箸が買えるので試しに買ってみました。

すると「箸を洗わなくていい」ということが思った以上に楽に感じたんですね。

「節約する」という観点からすると微妙かもしれませんが、割り箸を使うと「皿一枚だけ洗えばいいから楽」というのが面倒くさがりにとっては重要なポイントでした。

ここまでのまとめ

  1. 最低限の材料で、最低限の調理を加える
  2. 計量をしない=手間も洗い物も減る
  3. 多めに作って冷蔵
  4. 包丁/まな板を使わない食材・皿1枚・割り箸を活用

5. 使い終わった道具・食べ終わった食器をすぐ洗う

洗い物を減らしても「即・洗う」を実践しないと意味がありません。

ぼくの経験上、自炊をやめたくなるタイミングは決まって「シンクに洗い物がたまり、洗うのが面倒になった時」でした。

特に冬場は気温が低いので、洗い物をいくら放置してもカビ・コバエが発生せず臭いもキツくならないので放置しがち。

「あとで洗おう」と思って放置してシンクに皿とナベが積み上がる

腹が減った時に皿がない、お湯をわかすナベもない

弁当を買って食う

自炊が面倒になる

弁当を買って食う

・・・というスパイラルを経験するハメになります。

  • 包丁・まな板を使ったら、煮込んでいる間に洗う
  • 食べ終わったら、すぐに皿を洗う(容器が温かいと油が落ちやすい)
  • 鍋・フライパンを空にしたら、食べる前にサッと洗う(温かいから油が落ちやすい)

皿・鍋・フライパン類は、冷えると油が固まって落ちにくくなる = あとで洗うのが面倒な気分になるので温かいうちに洗って一瞬で終わらせるようにしています。

ここまでのまとめ

  1. 最低限の材料で、最低限の調理を加える
  2. 計量をしない=手間も洗い物も減る
  3. 多めに作って冷蔵
  4. 包丁/まな板を使わない食材・皿1枚・割り箸を活用
  5. 調理したら・食べ終わったらすぐ洗う

▼洗い物の伝家の宝刀、工事不要な「一人暮らし向け食洗機」という選択肢もあり。

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6. メニューを考える手間を減らす【ローテーション】

自炊を始めてみると感じる地味に面倒なことが、

今日は何を作ろうかな...

と悩むことです。

最初は料理という新しいスキルに高揚感があり作ること自体に楽しみがあるんですが、だんだん「何作りゃいいんだ...」と悩むこと間違いなし。

ぼくは簡単に作れる「カレー」「麻婆豆腐」「中華丼」をローテーションするのが習慣になっています。

「前回カレーだったから麻婆豆腐/中華丼を作ろう」となるので悩むことがありません。買い物も楽です。

飽きないのか?と思うかもしれませんが、ぼくは食に興味が薄いので飽きません(^^;

自分で作るものは買って食べるものより美味いです。

ここまでのまとめ

  1. 最低限の材料で、最低限の調理を加える
  2. 計量をしない=手間も洗い物も減る
  3. 多めに作って冷蔵
  4. 包丁/まな板を使わない食材・皿1枚・割り箸を活用
  5. 調理したら・食べ終わったらすぐ洗う
  6. メニューをローテーションする

魔法の調味料"シャンタン"は必須

「とりあえず鍋にぶっ込んだ食材をコレで炒めておけば何でも美味くなる」という魔法の調味料。

それが「シャンタン」という中華スープの素です。

もやしだけでもご飯が止まらなくなるので、シャンタンはめんどくさがりの自炊・メニューローテーションに必須の調味料であると覚えておくと損はしませんよ。

一人暮らしなら500gで3ヶ月は保ちます。

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まとめ:一人暮らしの自炊は"いかに楽をするか"がカギ

くどいようですが、再度ポイント6つをまとめます。

  1. レシピ通りに準備しない作らない
  2. 目分量で計量の手間を省く
  3. 作り置きで料理の回数を減らす
  4. 洗いものを減らす
    - 包丁・まな板を使わない食材で
    - 盛り付けは皿ひとつ
    - 割り箸を使う
  5. 洗い物はすぐ洗う
  6. メニューローテーションで考える手間を減らす
    - 調味料"シャンタン"はマスト

以上、一人暮らし怠け者の自炊節約継続術でした。

お金を貯めるためには、収入を増やすより支出を抑える方が簡単ですぐできて確実。

自炊はおすすめです(^^)b

以下、自炊を始めるために【最低限必要なもの】をまとめました。ぜひ参考に。

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