ネットワーク/サーバー監視の夜勤は暇で楽だが【やめとけ】

運用監視ネットワークエンジニアのスキルアップ

IT未経験からネットワーク・サーバーエンジニアになろうか考えている。

監視の仕事の夜勤は楽そうでいいかも...?

そんなふうに考えているかたへ向けて書いた記事です。

監視業務の日勤/夜勤のシフト制勤務を1年半経験した立場からの体験談として、

  1. 監視の仕事は絶対にやめとくべし
  2. せっかくIT業界に参入するならプログラミングをやるべし

という2点をお伝えしていきます。

ネットワークやサーバーといったITインフラ監視の仕事は未経験歓迎で誰でも簡単に採用してくれます。そして仕事も楽そうに感じるのは本当。

ですが、絶対にやめたほうがいいです。

なんのスキルも身につかず、2, 3年後に"私の年収、低いのでは...?"と後悔するのは目に見えて明らか。あなたの将来のためにならないからです。

監視オペレーターになるくらいなら、プログラミングを勉強して「モノを作る側」になってください。

ネットワーク/サーバー監視の夜勤は暇で楽な理由

未経験としてネットワークエンジニア・サーバーエンジニア、もしくは総合してインフラエンジニアとして就職すると、高確率で「シフト制の監視オペレーター」としてキャリアをスタートすることになります。

「監視」の仕事がなぜ楽かというと・・・

  1. 全てがマニュアル化された作業
  2. 障害が起きなければ自由時間【夜勤は休憩】

1. 全てがマニュアル化された作業

監視の仕事というのは、企業のネットワークやサーバーに障害が起きたら、

  1. 企業の担当者に「障害が起きたので、直す作業を始めますね」と連絡して、
  2. ネットワークやサーバーを直すエンジニアへ「障害が起きたので直してください」と連絡をする

...というのが仕事です。

難しいことはやらないことがなんとなく想像できるかと思います。

"ITエンジニア"という言葉から連想するような高度でテクニカルな作業はありません。

障害対応が仕事とはいえ、障害を自分で直すわけではなく他エンジニアへ修復を依頼をするだけなので、専門的な知識・スキルがなくてもすぐにできるようになるというわけです。

そして、障害対応は「決められたことを決められた通りにやる」ことがミソ。

  1. 障害発生のアラームが鳴る
  2. アラームの内容とマニュアルを照らし合わせ、対応を決める
  3. マニュアルに沿って対応を進める
    (お客さんに障害発生を伝え、エンジニアに回線や機器の障害調査依頼をする)
  4. 1から繰り返す

障害の大きさをどう判定するか?
障害の大きさによって連絡先がどう変わるか?
どう調査依頼の方法が変わるか?

全てが決まっています。

決まっていることを決められた通りに従ってやるのって気が楽でいいですよね。

2. 障害が起きなければ自由時間

監視は障害対応が仕事なので、監視対象のネットワーク/サーバーに障害が発生しないとやることがありません。

特に、障害が発生しない夜勤はある意味パラダイスです。

パラダイスの理由:

  • 現場の責任者は日勤なので、夜はシフトメンバーのみで気楽
  • おしゃべりして過ごすもよし、本を持ち込んで読むもよし、YouTubeを見るもよし

夜に1件も障害が起きず、気の合うシフトメンバーと語り明かすなんてことは数え切れないほどありました。

現場責任者がいないので、働く人のモラル次第でやろうと思えばどんなサボり方もできてしまいます。

出前を頼んでピザパーティすらできます。

勤務時間なのに働かなくてもいい。こんな環境はなかなか見当たらないのではないかと。

メモ:

ただし、一緒に夜勤に入るシフトメンバーとの関係が良いこと前提。

仲が悪い人と一緒になると大変です。現場責任者に「あいつ仕事しないで遊んでまっせ」と告げ口されます。

ネットワーク/サーバー監視はやめたほうがいい理由

ここまで「監視、楽だよ★」という側面を書いてきました。

  • 仕事の手順が決まっていて簡単
  • 障害が発生しないと自由時間

「なんか楽そうでいいなぁ」と思い始めてきたころでしょうか。

がしかし、楽だからおすすめするかというとそんなことは全くなく「絶対にやめとけ」と言うしかありません。

間違っても他人におすすめはできない。その理由をこれから書いていきます。

  1. 労働環境が悪い【ストレスとの戦い】
  2. ITエンジニアとして技術力が全く身につかない

1. 労働環境が悪い【ストレスとの戦い】

楽だ楽だと言ってきましたが、結局それは"よく見える部分"をほんの一部切り取って表現したにすぎません。

総合的には、監視の仕事・現場はストレスの塊です。

体を壊す。生活リズムがぐっちゃぐちゃ

ネットワーク監視・サーバー監視の仕事は日勤/夜勤のシフト制。24時間365日、昼夜休日問わず誰かが必ず働いています。

僕のいた現場では、以下の2交代制でした。

  • 日勤:9:00 〜 18:00 9時間勤務
  • 夜勤:16:30 〜 10:00 17時間30分勤務

夜勤の時間を見て「!?」となったのではないでしょうか。17時間以上ぶっ続けの勤務とか長すぎますよね。

夜中の仮眠時間はありましたがそれもたった2時間。

障害がなければいいんですが、仕事が立て込んでいる日は一睡もせずガチで17時間以上起きっぱなしの仕事しっぱなしでした。

シフトは日勤・日勤と続いた後に夜勤、1日空いて日勤・夜勤・・・と一貫性なく入り乱れ、毎日のように寝る時間・活動している時間がバラバラになるので「そんな生活してりゃ、そりゃ体をぶっ壊すでしょ」という生活になります。

3連休以上できない・世間の休日関係なし

  • ゴールデンウィーク
  • 年末年始
  • 土日月と続く連休

世間には、このような「3日〜1週間以上ぶっ通しの連休」があります。

でも、監視の仕事をしていると、ゴールデンウィークも年末年始もかならず日勤か夜勤に入らないといけません。

シフト制は誰か一人でも3連休・4連休と続くと不平等感がでてしまうため「みんな平等に連休が続かないように」シフトが組まれるわけです。有給休暇も取れません。

12月31日・1日の夜勤では「俺、なんでこんな仕事やってんだろ...?」と一般世間から弾かれたかのような虚しさを感じること間違いなし。

もちろんリモートワーク、フレックス出勤なんていう概念はそもそも存在しません!

常駐先の社員も自社の社員も敵

常駐って何?と思ったかたへむけて、客先常駐という働きかたの説明もかねて。

たとえばあなたがA社に入社して、その後B社へ派遣されB社の業務を行うことを"客先常駐"といいます。

ネットワーク・サーバー監視はやめとけ

A社に正社員として入社

ネットワーク・サーバー監視は楽

A社の正社員として、B社へ派遣される

監視の仕事はまず入社したA社内でやることはほぼなく、客先へ派遣されB社上司の指示のもと監視業務をおこなうことになります。

ここでのポイントは、エンジニアを派遣してくれたA社に対してB社は報酬を支払うので、A社のあなたから見るとB社の人は「お客様」ということ。

ネットワーク・サーバー監視はやめとけ

「お客様」のご機嫌を損ねることは許されないので、勤務中は常に緊張を強いられることになります。

ネットワーク・サーバー監視は楽

裏で「あの会社の●●さんは、全然できるようにならんね」という会話がされているので。「使えない」と判断されると取引停止=現場退場です。

現場退場になると、自社で「なんでこうなったんだ?」と詰められます(^^;

常駐先から責められ、自社に帰っても責められ。

こういった環境だと「自分は下位の生き物なんだ」という無意識の刷り込みが発生するので、自己肯定感が低くなりやすいんですね。

「どうせ自分なんて」...こんな思考癖が染み付いちゃったら嫌じゃないですか?

夜勤手当てをもらえると思うな

ネットワーク/サーバー監視の仕事のウマ味は「夜勤手当」。これはある意味事実。

これを理由に「夜勤手当てがもらえるので監視の仕事は割と稼げます」って書いてるブログをよく見かけますね。

ただし、夜勤手当はもらえるとは限りません。法律で定められているわけではないので、会社の良心次第。

...というのも、僕は夜勤ありのシフトを1年間やりましたが1円たりとも夜勤手当は出ませんでした。

夜勤手当が出ない会社はボーナスも100%出ません。

でも常駐先の社員は「今月ボーナスじゃん!」と嬉々と話しています。こんなストレス耐えられませんよ。

2. ITエンジニアとして技術力が全く身につかない

結局これも「1. 労働環境が悪い」の延長です。

"努力しないのが当たり前"の空気に染まる

監視業務の現場に派遣されてくる人たち、つまり同僚となるシフトメンバーは、楽・暇を求めて監視オペレーターになる人が多いというのは想像できますよね。

誰も「技術力を高めたい」とか「ここでスキルアップして稼げるエンジニアになる」とか考えていません。

自分の周りの環境が自分を作る。

だとすると「暇で簡単な仕事をとりあえず適当にできればいい」という人たちと長い時間を過ごすとあなたはどうなるでしょうか?

間違いなく、あなたも周りに同調していきます。どんなに最初意気込んで仕事を始めても「ま、みんなそうだししばらくこのまま適当にやればいいよね」となっていきます。

現場や仕事の文句・愚痴ばかり言い合うようになります。

そんなの、数年後の自分のキャリアを考えたときに良い影響があるわけがない。

監視の仕事は電話番でしかない

「ネットワーク・サーバーの監視業務」の実態は、一言で表現すれば単なる「電話番」。

障害発生を報告の電話・調査依頼の電話をするだけです。

・・・これって「ITエンジニア」なんですか?と。

電話しかしてない自分を「ITエンジニア」なんて呼んでいいわけ...?

コールセンターのオペレーターじゃね...?

と何度仕事中に考えたことかわかりません。

「障害発生のご連絡となります。〜〜〜それでは失礼いたします。」なんていうマニュアル通りの連絡を100本かけたところで、ネットワークやサーバーを構築できるようにはならないのです。

マニュアル電話しかできないオペレーターに高い年収を出してくれる会社があるでしょうか?あるわけないですね。

というか、そもそも電話をかける仕事・電話に出る仕事をやりたいですか?このネット全盛の時代に...

まとめ:インフラ監視の夜勤は暇、楽。でもやめとけ

もういちど、実体験から「やめとけ」と考える理由をまとめます。

労働環境が悪い:

  • 日勤/夜勤で生活リズムはぐっちゃぐちゃ
  • 世間の休日関係なくシフトを組まれる
  • 常駐先の社員から監視され、自社の社員からも監視される
  • 夜勤手当ては期待できない

ITエンジニアとして成長しない:

  • "努力しないのが当たり前"の空気に染まりきる
  • 監視の仕事は電話番。ITエンジニアとはとても呼べない

というわけで、「自分のスキルで食っていけるITエンジニア」を目指すのであれば監視の仕事から始めるのは絶対にやめましょう。

「ITエンジニア」という単語につられ「入社おめでとう!まずは監視業務から始めてすこしずつステップアップしましょう!」という口車に乗せられ、知らない間に監視オペレーターになっていた、なんてことにならないように注意してください。

求人広告や企業の採用ページでは「監視」という単語は使われることは少ないです。

「運用・保守」という単語を見つけたら監視オペレーター業務だと思ってOKで、そういった求人は無視しましょう。

プログラミングを覚えてモノを作る側に回ろう

「ITエンジニア」という職種から「己のプログラミングスキルでWebアプリケーションを作り上げる」といったイメージ・理想を持っているかたへ。

もし「プログラミングにも興味がある」と少しでも感じているのであれば、ぜひその興味に素直に従ってみてください。

その感覚は実に正しいです。

監視オペレーターになるのはやめて、プログラマがおすすめです。

プログラマは夜勤がない

プログラマは、そもそもシフト制での勤務がないので夜勤もありません。

ゴールデンウィーク、年末年始もカレンダー通りに休めます。有給も取れます。

スキルが身に付く(=稼げるようになる)

正直「稼げるようになる」というのが一番美味しい理由です。

僕は、2016年まで監視業務をやっていた時の年収と、プログラミングを学習→転職をしてからの今の年収を比べると、2倍に純増しました。

年収、上げたくないですか?

「ITエンジニアを目指すからには技術力を身に付けたい」というのは建前で、「稼いでみんなにちやほやされたい!」というのが本音ですよね。

インフラ監視オペレーターは、すでに誰かが作ったものを監視するだけですが、プログラマは作る側、価値を生み出す側になります。

業務をこなしていくほど自分に技術的な経験値が積み重なっていく=それがそのまま自分の価値になっていきます。

また、プログラマは仕事で身につけた知識や経験がそのまま副業に活かせて、副業で身につけたスキルがそのまま本業にも活かされるという最強のサイクルを回せるのがメリット。

おススメのオンラインプログラミングスクール【完全無料】

「じゃあ、どうやってプログラミングの学習をすればいいの」というかたへ、おすすめのオンラインプログラミングスクールを紹介します。

プログラマカレッジ ≫ という「無料でプログラミング学習→転職サポート」をしたスクールを一度見てみてください。

本屋で買えるようなテキストでもプログラミングは独学できるもの。

しかし、独学は「英語で呪文のようなエラーが出てもう訳わからん...」「本当にこのやり方でいいのかわからん...」となりやすく、モチベーションを維持するのはとても難しいのも事実。

そこで、プログラマカレッジの「未経験でも分かりやすい、転職までの道筋がハッキリしたカリキュラム」が強力なペースメーカーになってくれます。

メモ:

僕はここを受講してネットワークエンジニアからプログラマへと転職しました。

現在はコロナ禍の影響で完全オンライン体制なので、日本全国どこに住んでいようと受講ができるようになっています。

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このように、コロナ禍による緊急事態宣言期間中のオンライン学習体制でも、未経験から自社開発企業への内定を決めている受講生がいるのもポイントが高いですね。

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