【便利】Amazon Echo Dot(第4世代)は音楽聴くだけでも買って損なし
AmazonのEcho Dot 第4世代、音楽を聴くためだけに買うのは微妙かな...?
と考えこんでいるかたへ、「音楽スピーカーとして使うだけでも買う価値は十分にあるのでおすすめだよ」とお伝えする記事です。
Amazon Echo Dotを買って使ってみて感じたこと、それは
「まともな用途って音楽聴くか家電操作の2つしかなくね?」
「それ以外の用途って使い物にならなくね?」
「むしろ音楽スピーカーとして使うのがメインじゃね?」
ということ。
家にいるとき、ぼくはこのEcho Dotでずっと音楽をかけることがすでに習慣となっていて、Echo Dotが日常生活に完全に溶け込んでいます。
「"スマート"スピーカーっていうくらいだから、音楽のためだけに買うのはもったいないかな」なんて考える必要はありません。
本記事では、Echo Dot第4世代を「買って良かった」という立場からつらつらと体験・感想を書いていきます。
ぼく:
- 35才 男
- 一人暮らし、部屋の間取りは1K
- 平日はフルタイムで働く普通の会社員
- 土日は家に引きこもり
- 家にいる時は、PCが常に起動状態ってくらいPCで何かしら作業している
(音楽掛け流し用にEcho Dotを買ってみようと思ったキッカケ)
ー もくじ ー
Echo Dot(第4世代)は音楽スピーカーとして有能【コスパ良し】
「Echo できること」や「アレクサ できること」とググると、20個以上の使い道があるんじゃないのってくらいたくさん見つかります。
がしかし、「こんなのわざわざEchoを使うメリットなくね...?」と感じる用途が多すぎました。
メリットの分からない使い方例
- ニュースを聞く
- スポーツの結果を聞く
- 映画の上映情報を聞く
- 料理のレシピを聞く
情報収集・情報管理目的で使うことはなくなった
スマホ・PCで検索慣れ・アプリ使い慣れをしている人は、「Echo Dotを情報収集用のツールとして使うことはまずないだろう」と感じました。
※ 以下、再生すると音が出ます!
▼「アレクサ、Yahooニュースを開いて」と話しかけたとき
▼「アレクサ、テニスの結果を教えて」と話しかけたとき
・・・いや、微妙すぎない!?
ニュース聞き流しは「自分が知ろうとしなかった情報を仕入れられる」というメリットがあるのかもしれません。
しかし、Yahooニューススマホアプリを開いてヘッドラインをチラ見する方が早い。
また、ぼくはプロテニスが好きで毎日試合結果を追っているのですが、こんな「●●が勝ちました。」なんて浅い情報を垂れ流されてもなぁ...という感想しかないですね。
話しかけて「どの試合結果を教えてくれるんだろう?」と考えている間にスマホアプリで確認した方が早いし情報量も多いです。
その他にも、
- 会話や雑談をする
→ アレクサと会話なんてしない - ToDoリスト、ショッピングリストへ追加する
→ スマホ・PC - スケジュール管理をする
→ スマホ・PC - アラームやタイマーをセットする
→ スマホ - 辞書をひく、知らないことを調べる
→ スマホ・PC - 翻訳してもらう
→ スマホ・PC
という感じで、
スマホとPCが有能すぎて「ぼくの生活スタイルではEcho Dotは音楽を聴く以外役立つ用途がない」というのが正直な感想。
スマホやPCで別の作業をしながらでもタスクを頼めるのがいいんでしょ
と思うかたがいるかもしれません。
がしかし、「スマホ・PCで検索する、目的ごとにアプリを使うことに慣れている」という前提があれば「やはり情報収集・情報管理目的でEcho Dotを実用使いできない(2度目)」というのがぼくのファイナルアンサーです。
スマート音楽スピーカーとして使ったら楽・便利・有能すぎる
うって変わって、Echo Dotで音楽を聴くとなるとまぁ便利です。
Echo Dotのない生活に戻るのは難しいとすら感じているくらい。
たとえば、ぼくは家にいるときは大体アニソンかFinal Fantasy8・9のサウンドトラックをかけ流し状態。
仕事から帰ってきたらとりあえず音楽をかける習慣があります。
Echo Dotを買って、この「とりあえず音楽をかける動作」がとても楽になったのが「買って良かったわ」と思った理由のひとつ。
Echo Dotを買う前は、帰宅してから音楽をかけるまでに7ステップが必要でした↓。
- 家に帰ってくる
- カバンからMacを取り出す
- Macの電源を入れる
- Macにスピーカー端子を接続する
- Amazon Musicアプリを開く
- プレイリスト「お気に入り」を開く
- 再生ボタンをポチ
文字にすると余計面倒に見えますね。
これが、Echo Dotを買った後はこうなりました↓。
- 家に帰ってくる
- 「アレクサ、プレイリストの"お気に入り"をかけて」と言う
この、驚きの簡単さ。
毎回パソコンが起動するのを待ってスピーカーを接続しないと音楽が再生できなかった頃と比べると、一声かければ再生できるのはとてつもなく楽です。
正直、Echo Dotを買う前までは「パソコン起動して再生するのと対して手間変わらんだろ」と思っていました。
でも、帰宅して声をかけるだけで再生の便利さを経験してしまうともう戻れません。
買って使ってみて初めて気付くことってあるよね。
Echo Dotは...
- 「そんな使い方、続かないでしょ」という有用性の分からない使い方が多い
- なんの準備もなしに即音楽を再生できるのは想像していた以上に便利で楽
Echo Dotは安価。買っても損感がない
「音楽聴くためだけに買っても十分だな」と思える理由は、単純に「Echo Dotの安さ」にあります。
第3世代なら5,000円以内で買えて、第4世代でもプラス1,000円。
「まぁこれなら買ってもいいかな?」と思えるような絶妙な安価に設定されています。
- 第3世代より第4世代の方が音質が良くなっている
- 一番古いのより、新しい方がいい
※ ぼくが購入時、第2世代は販売停止で第3世代が一番古いモデルでした - 1,000円しか差がないのであれば...
という理由で、新しい第4世代の購入を決定。
正直、これで価格が3,000円くらい違ったら第4世代を買っていたかもしれませんが、1,000円しか違わないならね。
Amazon Music Unlimited(月480円)と組み合わせると最強
Amazon Music Unlimitedは1億曲が聞き放題のサービス。
Echoデバイス専用のプラン「ワンデバイスプラン」ならお手頃な月額480円!!
「アレクサ、〇〇を再生して」とAmazon Echoデバイスで再生する前提のプランで、PCやスマホのAmazon Musicアプリから再生はできません。
がしかし、価格と聴ける曲数を考えればとんでもなくコスパが良いです。
- J-POP
- 洋楽
- クラシック
- アニソン
- アニメサウンドトラック
- ゲームサウンドトラック
...などなど、ジャンル問わずめちゃくちゃあります。
ぼくはアニソンとFinal Fantasy8, 9のサウンドトラックをループしていますが、探して見つからない曲の方が少ない。
しかも、30日間の無料体験ができるので、Echo Dotを購入したらまずAmazon Music Unlimitedへ登録して1ヶ月間使い倒してみることをおすすめします。
快適さにEcho Dot沼から抜け出せない生活になっていること間違いなし。
メモ:
Amazon Music Unlimitedの無料体験は、1回のみならず2回3回とできるので、まだ一度も試したことがないかたはためらわずに登録してみてください。
メモ:
Amazon Music Unlimitedの無料体験は、月480円のワンデバイスプランではなく月額980円で高い方の「個人プラン」で登録しましょう。
PC・スマホ・タブレット・Echo Dotと全ての端末から音楽を楽しめるからです。
個人プランで1ヶ月楽しんだ後「音楽はEcho Dotで聴ければ十分だな」と感じればワンデバイスプランに切り替えればOK。
▼登録は10秒でカンタン
Echo Dotを買う前に疑問だったことを解決
ぼく自身Echo Dotを買う前によくイメージが湧かなかったことに対する回答を、実際に使ってみた体験をもとにここにQ&A形式でメモしておきます。
- サイズはどれくらい?
- 声をしっかり認識してくれる?
- 音質は良い?
- どうやって給電する?
- 持ち運んで使える?
- PCやスマホのスピーカーとして使える?
- Amazon Musicしか聴けない?Spotifyとかは?
- Echo Dotでオフライン再生はできる?
- 簡単に設定できる?
Q. サイズはどれくらい? A. ソフトボールくらい
「想像以上に小さかった」という感想。
▼500mlペットボトルと比較
▼手で握り込んでみた
ソフトボールくらいの大きさですね。
Q. 声をしっかり認識してくれる? A. してくれる
声認識は非常に優秀。
「アレクサ」と声をかけて反応しないことは使い始めてほぼありません。
第3世代よりも前の世代のEchoでは、なかなか認識してくれないこともあったようですが、今はもう全く心配する必要はないと感じます。
Q. 音質は良い? A. 普通に良い(値段相応)
普通に良いですが、おそらく「値段相応」なのかなと。
申し訳ないことに、ぼくはこれまで音質に強いこだわりを持ったことがありません。
なので「どれくらい音質が良いのか」の正確な表現ができません...。
これまで音楽を聴く時には、3,000円台で買ったSONYの小型スピーカーをPCに接続して使っていましたが、「それよりもたしかに音質が良く聞こえる」ということだけはわかります。
「3,000円台のものより5,980円のEcho Dotの音質が良い」と考えると、値段が高いぶん音質が良いと言え、逆に1万円超えのスピーカーを使っているならそれよりは音質は劣るだろう、と想像ができます。
もし音質を重視するのであれば、Echo Dotではなく"プレミアムサウンド"を売りにしている「Echo」を検討した方が幸せになれるかと思います。
▼高音質モデル「Echo」
Q. どうやって給電する? A. 給電ケーブル→コンセント
- コンセントから給電ケーブルをぶっ差すことで起動する
- 給電ケーブルを抜くと動かなくなる
→ Echo Dot本体に充電という概念がない
つまり、コンセントが近くにないところでは設置ができないという制約があります。
購入前に設置場所をイメージする際は「設置したい場所の近くにコンセントがあるか」を考慮しましょう。
ちなみに、付属品の給電ケーブルの長さは約145cmでした↓
Q. 持ち運んで使える? A. ポータブルバッテリーが別途必要
「コンセントから給電しないとEcho Dotは起動しない」という制約から「コンセントがある範囲なら」持ち運んで音楽をかけることができます。
持ち運んで使える例(=電源あり)
- 自分の部屋から友達の部屋へ持っていく
- 一人暮らしの部屋から実家へ持っていく
- 旅行先(ホテル・旅館)へ持っていく
持ち運んでも使えない例(=電源なし)
- 車の中に設置する
- 屋外キャンプに持っていく
ですが、Echo Dot専用の充電台を買えばどこでもポータブルが実現できます。
部屋の定位置から動かすことがないなら気にする必要はありませんが、車の中や外出先に頻繁に持ち出す場合はポータブルバッテリーを要チェック。
Q. PCやスマホのスピーカーとして使える? A. 使える
使えます。
- Echo DotにBluetooth接続をすればワイヤレススピーカーになる
- オーディオ出力端子に接続すれば、有線スピーカーになる
Q. Apple Music、Spotifyは聴ける? A. 聴ける
Amazon Music以外の音楽でも再生できます。
Echoデバイスで再生可能な音楽サービス
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- dヒッツ
- うたパス
Alexaアプリから「アレクサ、〇〇を再生して」と話しかけた時に「どのサービスから検索して再生するか」を設定することができます。
Q. Echo Dotでオフライン再生できる? A. できない
残念、できません!
Echo DotでAmazon MusicやSpotifyなどのサブスク音楽サービスを再生する時は、かならずWi-Fi接続している必要があります。
ストリーミング再生、というやつですね。
PCやスマホと違って「Echo Dotにいったん曲をダウンロードしてから、ネット接続を切ってローカル再生」ということはできない点は認識しておきましょう。
つまり"Echo Dotで再生時は常に通信容量を消費する"ということになるので、ポケットWi-Fiなど3日で10GB制限があるようなサービスでネット接続をしている人は少し注意が必要。
メモ:
もちろん、Echo DotをPC/スマホのスピーカーとして使い、PC/スマホでダウンロードした曲を聴くことは可能です。
Q. 簡単に設定できる? A. 簡単
とても簡単でした。
まず前提として、購入時に以下のとおり「端末をAmazonアカウントにリンクする(簡単セットアップ)」にチェックを入れると、Amazon MusicやAmazon Music UnlimitedとあなたのAmazonアカウントが紐づいた状態で届きます。
たとえばぼくはAmazon Music Unlimited ≫ に登録しているので、Echo Dotが自宅に届き、ネットに接続完了した時点でAmazon Music Unlimitedで聴ける曲をすぐに再生できる、というわけです。
家にEcho Dotが到着後、開封から3分もあれば音楽が聴ける状態に設定完了します。
手順は簡単3ステップ:
- スマホアプリ"Amazon Alexa"をインストール
- Echo Dotを電源に接続
- AlexaアプリでEcho DotをWi-Fiに接続
これで「アレクサ、●●を再生して」で音楽が聴けるようになります。
① スマホアプリ"Amazon Alexa"をインストール
上記はAndroid向けアプリですが、もちろんiPhoneアプリもあります。
② Echo Dotを電源に接続
接続するとまず底辺部にあるリングが青く光る
↓
しばらく待つとリングがオレンジになる(39秒〜)
↓
セットアップ開始の案内が始まる(50秒〜)
「こんにちは。それでは、セットアップを始めましょう。アレクサアプリをダウンロードしたらアプリの指示に従って進めてください。」
③ AlexaアプリでEcho Dotを設定する
Alexaアプリを初めて開くと指示が出てくるので、あとは従って操作していくだけです。最終的にはEcho Dotをネット接続して完了。
あとは「アレクサ、プレイリスト"お気に入り"をかけて」と話しかけましょう。
まとめ:Echo Dot(第4世代)は音楽を聴くだけでも大満足
長くなりましたが、最後にもう一度簡潔にまとめます。
Echo Dot(第4世代)は・・・
- 「音楽を聴くだけ」のために買っても使える
- 5,980円で音楽再生動作が楽になるなら安い
- Amazon Music Unlimited無料体験やワンデバイスプラン(月480円)と組み合わせるとさらにお得
- 買ったらAlexaアプリからEcho Dotをネットへ接続するだけ、3分で設定完了
というわけで、「音楽を聴きたいだけならスマートスピーカーなんてオーバースペックすぎて要らないよな?」なんて思うことなかれ。
むしろ音楽スピーカーとして使ってこそEcho Dotは真価を発揮するのでおすすめです。
日常的に音楽を聴くのが習慣になっているあなたであれば、かならずお気に入りの製品となることは間違いありません。