2021年10月1日 ビットコイン暴騰のテクニカル分析
2020年10月1日、19時25分から19時30分の「たった5分間で25万円も暴騰する」という事件が発生。
38,000ドルへ向けて暴落すると誰もが考えていた中、ショートをしていて狩られた人がたくさんいたと思います...。
僕もその被害者で、ショートをして1万円が消し飛びました。
ただ、この上昇は4〜1時間足レベルで大局を把握できていればしっかりとロングを狙っていけるはずでした。
「テクニカルに攻略できたはずだ」と悔しすぎたので、後出しテクニカル分析を記事に残すことにします。
2021年10月1日のビットコイン暴騰のテクニカル分析
この日のビットコイン暴騰は、「これぞテクニカル分析!」といえるくらいにテクニカルなチャートでした。
トレンドラインがカギ
基本中の基本、トレンドラインをしっかりと把握していたか。シンプルに、これに尽きます。
以下の部分です。
上記4時間足だと分かりづらいので、1時間足で見てみます。
①②のヒゲ値を結んだトレンドラインを上抜けた後、右側丸部分でリテスト(上抜け後に下落してトレンドラインにタッチ)して上昇しています。
つまり、トレンドラインがはっきりとサポレジ転換していることがわかります。このサポレジ転換点でロングをするのが基本に忠実なセオリーでした。
リテスト時のトレンドライン上には、直近安値→高値で引いたフィボナッチ・リトレースメントの0.786が重なっており、ロングを入れるには十分な材料が揃っていましたね。
ロングのターゲットは、1対1
では仮にロングできたとして「どこまで伸びるのか?どこで利確すべきか?」という問題。これも見事に、見事にテクニカルでした。
トレンドラインの始まりの上限から下限の価格幅をとり、その幅をそのままトレンドラインをブレイクしたところに合わせます。
その上限が、直近の最高値から最安値で引いたフィボナッチ・リトレースメントの0.618にぴったり一致しているのです。
これを見たときはあまりの美しさにびっくりしました。
反省
普段スキャルピングをしているので、5分足・15分足を見ることばかり。
日足・4時間足・1時間足を毎回しっかりと見ること。それが今回の敗因。
この日は最近習ったスキャルピング戦略を試そうと思っていて、広い視点を全く持てていなかったのでした...。